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突然ですが、現在銚子を河口に持つ(太平洋に直接流れ込む)利根川は江戸時代まで東京湾に流れ込んでいたことをご存知ですか?

そればかりではありません。

徳川家康公による江戸開府以降、新田開発するため、また舟運機能を強化するため、そして何よりも江戸を守るため、関東地方を自由自在に流れていた様々な河川を私たちの祖先は人の手によってその形を変えてきました。

そして、その営々とした取組は令和の御代となった今もなお続けられております。

その1つが今回お邪魔した首都圏外郭放水路。

中川を始めとする中小河川の洪水を上流域で中抜きして、より安全な江戸川(江戸川は利根川水系のため、群馬県などから流れ下る江戸川の洪水はこれらの中小河川の洪水と比べて1日強のタイムラグが生じます)に落とすことで、下流域の首都圏を守っています。

地下宮殿と称され、観光スポットとして有名な首都圏外郭放水路ですが、こうした大切な機能を持っていることを下流域にお住まいの都会の皆さまには少しでも知っていただければ幸いです(願わくば、その一端を国土交通省が担っているということも…)。