
国土交通大臣政務官の大切な仕事の1つに全国各地からの社会インフラ整備や維持に関する要望を受けることがあります。
と書くと、あまり多いとは思えませんが、中には「要望?それって必要?無駄じゃない?」と感じる方もおられるかもしれません。
が、さにあらず。
組織を構成するのは人間です。
官僚組織の場合、社会から無誤謬性をとりわけ強く求められるため、1人ひとりの構成員、そして各組織単位はその実現維持のため全力を尽くすわけですが、人間はやはり完璧ではありません。
そこで、要望の役割に話が移るのですが、要望依頼が国土交通省に入ってくると、要望内容と進捗状況、そして(少なくともその時点で現場組織が考えている)今後の考え方などについて要望の受け手である私に事前に報告する作業が発生します。
この「作業」が実に重要でありまして、道路整備や河川改修といった要望に係るプロジェクトについて、現場組織と本省、そして官僚と政治(本省組織と政務三役)との間に否応なくコミュニケーション(誤解を恐れずにいえば「ある種の緊張関係」)が生まれ、結果として組織全体としての確認(=必要に応じ適正化を図る)行為の発動という副次的効果が生まれるのです。
話が脱線しました。
先日要望対応をしていたら、秘書官から「次の要望対応で、政務官就任後100件目の要望対応となります」との囁きが!
そっかあ、やっぱり感慨深いな…
でも、高橋副大臣が政務官時代、要望対応を300件超行っていたとのこと。
まだまだ頑張らなければなりませんな。
