
先般、総合建設業を営む株式会社廣瀬さんにお邪魔した時のこと。
「折角なので、建設現場を見て行ってください」と意外な言葉を投げ掛けられました。
何故ならば、お邪魔したのは建設現場とは無縁と思える新潟市西区にある本社だったからです。
半信半疑ながら付いて行くと現れたのが写真の「現場」。
そうです。先日の国総研訪問の際にご紹介した重機の遠隔操作の「現場」そのものでありました。
実際の重機は新潟東港にあるというのも頭の硬くなり始めているオッサンにはなかなか咀嚼しづらかったのですが、それ以上の驚きが建設現場に対するステレオタイプ的イメージからは正反対の、明らかにガテン系ではない女性がオペレーターだったこと!
伺うと、このシステム導入に合わせ、オペレーターを応募したところ、幼稚園の先生、喫茶店の店員、会社の事務員さんなどからの応募が殺到したそうです(担い手不足の新潟県にあっては「応募が殺到」という事態そのものも驚きです)。
写真のオペレーターさんは今年2月からの「現場入り」でしたが、既に堂々たる手つきで、それもまた驚きでした。
国土交通省では「i-construction2.0」を掲げ、3割の省力化を通じて建設業における1.5倍の生産性向上を達成すべく取り組んでいるのですが、視察という特別な場ではなく、実際の導入現場に触れることができ、嬉しい限りです。
課題は中小零細の建設現場におけるDXの導入であり、もっと申し上げれば、導入コストの劇的削減です。
この後押しを国土交通省としても行うべく、取組を加速してまいります。
