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昨年のこととなりますが、信濃川の視察のことを書き綴っていきたいと思います。

まずは越後平野の守護神「大河津分水路」の大改修について。

越後平野一帯が長期間湛水し、新潟県の人口にも少なからずのマイナスインパクトとなった横田切れを契機に整備が始まった(請願そのものは江戸時代からありましたが…)大河津分水路も2022年には通水100年を迎えました。

ということは、それだけ老朽化が進んでいるわけで…

また、気候変動に伴う水害(危険性)の激甚化、頻発化も相まって大規模改修に取りかかったのは私が三条市長だった平成27年のことで、起工式に参加させていただいたのは今は良き思い出となっております。

その後、元号も平成から令和と変わり、この大改修事業もいつの間にか「令和の大改修」と呼ばれるようになった中、久々に現況を(今度は国土交通大臣政務官として!)直接伺う機会を頂戴しました。

いや〜、改めて伺って良かった。

事業が予定通り順調に進んでいることを確認できたからです。

もちろん課題もないわけではありません。

例えば、大量に発生する掘削土砂の取り扱い。

三条市の公共工事でもお世話になった令和の大改修に伴い発生する掘削土砂の処分先の確保に苦労しております。

できれば、有効活用したいものですので、必要な方は是非是非お声掛けくださいませ。

ちなみに、大河津分水路には河川技術官僚にとっての聖地があるのですが、それは改めて…