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新潟市南区にある「天杜〜みんなの杜〜」さん。

自然と調和した環境(というよりも、造園のノウハウを如何なく発揮する形で見事に作り込まれた自然空間)の中、貸スペースを提供されています。

それにしても、何故、いわゆる「貸館業」を越後平野の真ん中で始めたのでしょうか…

気になって伺ってみると、ここでもやはり「市街化調整区域」の弊害が…

当初思い描いていたグランドデザインを市役所に持ち込んだところ、「市街化調整区域」を盾に「あれはダメ、これはダメ」と言われたらしく、結果的に辿り着いた道がこれしかなかったのだそうです。

それであれば稼働率を含めて、なかなかご苦労されているのでは…

更に伺ってみると、女子会、しかも美容系や食事系を中心としたサロン形式で平日の昼間を中心に頻繁に利用されているのだそうです(もちろん、運営されている方々のイベント開催などの地道な努力も相まってですが…)。

そして、ここにも皮肉なことに行政運営のワナが味方したらしく…


社会教育法では、公民館が「もつぱら営利を目的として事業を行い、特定の営利事務に公民館の名称を利用させその他営利事業を援助すること」を禁止しております。 

この規定の解釈を巡っては運用する都道府県や市町村側に相当な幅があるものの、法の抵触を恐れて厳しめな解釈を採用する自治体が大半なのが実態です。

文部科学省は再三通知を出し、「本規定の趣旨は、公民館が、法第 20 条に掲げる目的を没却して専ら営利のみを追求することや、特定の営利事業に対して、使用回数や使用時間、使用料等に関して優遇するなど特に便宜を図り、それによって当該事業に利益を与えることを禁止するもので、公民館が営利事業に関わることを全面的に禁止するものではない」と促しているものの、少しでも営利性の匂いが感じ取られれば、人の繋がりの場に比重を置いた場の設定であっても、公民館の利用を断られてしまうのです。

この運用の厳しさで苦労している人繋ぎの皆さんの受け皿になっているのが「天杜」さんなんですね。

う〜ん…

色々溜め息が出てしまうところですが、私たち政治家の役割はこの制度や運用がもたらす理不尽さを払拭していくことにあります。

溜め息吐くより解決に向けた行動を…

今、仕込み始めております。

しばしお待ちを…