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先週から始まった臨時国会。

このブログを書き綴っている週末の時点ではまだ国会論戦が始まっておりませんが、先週の代議士会において国会対策委員長からの伝達事項の中からだけでも、少数与党の厳しさを感じます。

例えば、「差し替え」への対応。

これは与野党問わず言えることですが(どころか野党の方がより顕著のように感じますが…)、国会議員の総数に対して、取り扱わなければならない国政テーマが専門分野ごとに多岐に渡っているため、それに対応するための常任委員会や特別委員会を設けて審議していかなければならず、その結果、国会議員1人当たりが受け持たなければならない委員会が複数に及ぶのが常態化しております。

これらの委員会は個々の判断で設定されていくため、所属しているそれぞれの委員会が同時刻にセットされてしまうことが儘あります(ここの調整を始めると1年365日ではとても足りません…)。

ところが、国会議員の身体は1つしかないため、自分が出席することができない委員会は他の同僚議員に代理出席をお願いすることとなります。

これを「差し替え」というのですが、これまで安定多数を頂戴していた時代には、私たち政務三役は「政府の人間」という側面を重視されていたため、この「差し替え」の対象外だったのですが、少数与党に転落していた現在は背に腹は変えられず、「国会議員」の側面に光を当てて、私たちも「差し替え」として同僚議員を助けることとなりました。

こうした様々な「変化」をこれから体感していくこととなるのでしょうね。

いずれにしても、緊張感を持って臨みたいと思います。