少し前にご紹介した「アグリシップ」さん。
そうです、農業分野にして「完全週休2日制」「残業ゼロ」を実現した農家さん(企業ですが、感覚的に…)です。
このアグリシップさんから「畦道の除草剤散布をドローンでやるので見に来ないか?」とお誘いいただき、喜び勇んで現場にお邪魔したのですが…
想いが強すぎたせいか、残念ながら暴風雨で無念の中止…
仕方なく動画でドローン散布の様子を皆んなで観たのですが、テレビを眺めながら佐藤代表は「今、ドローンで果樹の花粉付けもトライしているんだ」とか、さりげなく、でも度肝を抜くようなことを度々仰るのです。
しかも、注目すべきは、そんなコスト削減に繋がる発想の枕詞に、ほぼ例外なく「面倒臭いから」という言葉が漏れなく付いてくるのです。
非農家の私からすると、農家の皆さんは「頑張り過ぎる」傾向にあり、それが却って生産性向上の阻害要因になっているような気がしていたのですが、それをハッキリと意識できるようになったのは、この佐藤代表の「面倒臭い」という言葉でした。
少なくとも、今の農業では「面倒臭い」というのはプラスの言葉であると実感します。
「面倒臭い」から作業工程を見直し、「面倒臭い」からDXに取り組もうと思うのですよね。
目から鱗の発見でした。