新潟市西蒲区には、昨日紹介した「OC garden」の小原さんだけでなく、開拓者精神の持ち主がたくさんおります。
例えば、「新潟ボイセンベリー生産組合」代表の山賀さん。
というよりも、そもそも、皆さん、「ボイセンベリー」ってご存知ですか?
もちろん私は全く知りませんでした…
まぁ言ってみれば、健康志向の、潜在的な市場が広がる(既に某外国からも引き合いがあるようです)、農業生産者サイドからみれば「高く売れる」品種なのですが、これに目を付けた山賀さんは、還暦過ぎてから東京から帰郷し、僅か数年前から自ら就農してボイセンベリー生産に挑戦するだけでなく、販路の確保、そして生産者確保を同時並行で進め、軌道に乗せつつあるのです。
そのバイタリティたるや、恐るべし!
ちなみに、栽培のし易さ、収益構造の良さに着目すれば兼業農家には持って来いの品種だそうで、新たな生産に踏み出す際の最大の障壁となる販売への不安についても「全量買取」で応じることで、その除去に成功しているのだそうです。
これは耕作放棄地対策にもなりますから、まさに一石二鳥!
こんな開拓者精神に溢れる方々と触れ合うとワクワクしてきます。
私はこうしたアプローチで新潟農業が持続可能性を手に入れるお手伝いをしたいと思っております。