
先日の室蘭訪問は、西日本からの高濃度PCB廃棄物の処理受入れをその処理施設が立地している室蘭市さんに環境省を代表してお願いに伺ったのですが、なかなかそのことを書き綴るために十分な時間が取れません。
ということで、先日の室蘭カレーラーメンに続き、軽めの話題を…
皆さんは「室蘭やきとり」をご存知でしょうか?
「やきとり」と書きますが、「焼鳥」とは書きません。
どういうことでしょうか⁉︎
室蘭の観光情報サイトを覗くと、「室蘭で「やきとり」と言えば、「豚肉」と「タマネギ」。昭和初期、豚のモツや野鳥などが屋台で串焼きにして多く食べられていて、次第に鳥肉よりも安く手に入る豚肉が「やきとり」の言われるようになったようです。タマネギは北海道が産地であるため、長ネギより安く手に入りやすく、しかも豚肉と相性もよいため定着したということです」とのこと…
これだけでは何故「やきとん」ではなく「やきとり」なのかはよく分かりませんが、未確認情報では「従来スズメを捕獲して焼鳥としていたが、獲れなくなったので、呼称はそのままに養豚場も経営していた屋台が現在のスタイルを確立した」との説もあるようで、私は取り敢えずその説に立ちたいと思います。
いずれにしても、この「室蘭やきとり」に洋カラシを付けて食べるのがお作法とのことで、とにかく美味しく頂けるのですから、良しとしましょう!
ちなみに、室蘭は道内の生ウズラ卵のシェア率100%を誇っており、「室蘭やきとり」と「うずら串」の組合せが定番のようで、再び豚と鳥がややこしくなってしまうのですが、それも含めて室蘭グルメの魅力ということで満喫することにしましょう!