遂に、県央地域にとって悲願だった国道403号線三条北バイパスが先日完成しました。
いやぁ〜、長かったですな…
三條新聞にも取り上げていただいたのですが、この三条北バイパスは、これもまた開院したばかりの県央基幹病院と切っても切り離すことはできません。
何故ならば、加茂市、田上町からすると、当時から予定されていた県央基幹病院の建設予定地である燕三条駅周辺までは道路アクセス性がとても脆弱で、県央基幹病院に期待される救急医療環境の向上による恩恵をこれらの地域住民が享受することができなくなる可能性が極めて高かったからです。
三条市長時代、私と当時の小池加茂市長とは県央基幹病院建設を巡り、意見が合わないことも多々ありましたが、この道路アクセス性の改善だけは意見が一致。
共同歩調を取って運動を展開した結果、県央基幹病院開院に遅れること3週間で三条北バイパス開通を迎えることができました。
ギリギリ及第点というところでしょうか…
そういえば、この三条北バイパスを「命を繋ぐ道」と位置付けたのは小池加茂市長でありました。
私が三条市総合政策部長として三条北バイパスの整備促進要望を起草していた際、「命を繋ぐ道」との表現を捻じ込んできたのが小池加茂市長であり、それ以来、常套句となったのでした。
ここに、敬意を表して記録に残すこととします。