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政務三役に就くと、いずれの省庁の政務三役であっても在京当番日が割り振られます。

この在京当番は、大規模災害などの不測の事態に備え、それぞれの省庁の政務三役のいずれか1人が官邸や庁舎にすぐに駆け付けられる範囲内に常駐しなければならないという慣わしで、その体制の在り方は各省庁に任されております(例えば環境省の場合、副大臣2名、政務官2名の計4名が丸1日(20時から翌20時まで)単位で、環境省庁舎に概ね1時間で駆け付けられる範囲に留まり、交替を重ねていくシステムとなっております)。

この在京当番による効果(在京当番時に不測の事態が発生し、対応することとなる頻度)は各省庁によって異なり、防衛省や内閣府防災担当は頻度が高い一方、環境省などはあまり高いとは言い難く、環境大臣政務官1年目では在京当番時に出動することは幸いにも1度もありませんでした。

ところが…

この前の土曜日、遂に出動する機会が訪れました。

佐賀県鹿島市の家きん農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたため、鳥インフルエンザ関係閣僚会議が緊急参集されることとなったからです。

この会議において、私からは、①過去の家禽における高病原性鳥インフルエンザの発生では、海外から日本に飛来する野鳥の関与が指摘されていること、②そのため、発生地周辺を判明日の当日に野鳥監視重点区域に指定し、佐賀県に野鳥の監視の一層の強化を要請したこと、③佐賀県と調整の上、野鳥での感染状況の把握等を目的とした鳥類調査を実施すること、などを紙面報告したのですが、こうした場面に直面すると、在京当番の重要性に改めて気付かされます。

今一度、気持ちを引き締め直して、在京当番に臨みたいと思った、ある意味貴重な体験となりました。