
三条市長時代、随分と書いてきたことですが、改めて…
「備えあれば憂いなし」という言葉は皆さんもご存知かと思いますが、この言葉だけでは完結していないことはご存知でしたでしょうか?
この言葉の前に実は「安きに居りて危うきを思う
思えば即ち備えあり」とあり、続いて「備えあれば憂いなし」と結語していくのです。
つまり、平常時に災害を想定した訓練が必要であることは古代中国の時代から連綿と受け継がれてきた戒めそのものなのです。
ということで、先週末の3日間にわたり、政府は柏崎刈羽原子力発電所を対象とした原子力総合防災訓練を行い、私も内閣府原子力防災担当大臣政務官として参加しました。
訓練の内容そのものは機微に触れることもあるので割愛しますが、やっぱり訓練に臨んで本当に良かったです。
良かったことの1番は、原子力災害時における発電事業者と原子力規制庁(環境省所管機関)、そして内閣府原子力防災担当や首相官邸との関係、その関係下におけるオンサイトとオフサイトそれぞれの流れの整理が自分の中で腹落ちできたこと!
これで何とか万が一の事態に際しても落ち着いて大臣をサポートできそうです。
やっぱり訓練は大切ですね。