
先日の燕市の鈴木市長さんの引退表明会見には正直驚かされました。
そして、同じ首長という立場を経験した人間として、鈴木市長さんが会見で口にされた全ての言葉に共感を覚えるのと同時に、その言葉の全てを有言実行されようとする、その意思の強さにただひたすら感服しているところです。
思えば「燕三条地域」の一体性に強いこだわりを持ち続けた私との間で、その距離感やスピード感を巡り若干の温度差はあれども、全体的な方向感はさほど相違がなかったと今振り返っても、そのように評価しております。
世間は、そうした私たちの関係性を面白おかしく論じましたが、私は少なくとも意に介しませんでしたし、鈴木さんもまた、そうであったと確信しております(尤も、私の市長退任後、より晴れやかにより自由に振る舞われるようになった鈴木さんのお姿を拝見し、申し訳なく思う気持ちも若干はありましたが…)。
鈴木さんのお陰で、燕三条地域はよりタフでしなやかな産業構造を持つようになり、一昔前の言葉を借りれば、地域ブランディングに成功したと思っております。
自ら設定した任期満了まで、まだ半年以上あります。
最後の最後まで駆け抜けてくださいませ!
退任の際、また改めて書き綴ってみたいと思います。