この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2024年10月

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大臣ほどではありませんが、大臣政務官もまた、在京当番やら公務やらで地元を離れ、上京しなければならない日が生じます。

これは衆議院解散に伴い衆議院議員の立場は失うものの、大臣政務官の立場は依然として維持されていることによるものです(細かな話ですが、時に国民の皆様方からご批判を頂くJRフリーパスについては衆議院議員失職に伴い当然使えなくなりますが、在京当番や公務による上京は旅費が出ない(政務三役は東京に常駐しているという建前があるようです…)ため、自費で新幹線に乗ることとなります)。

今回の選挙期間中も、私について申し上げれば、さいさま市で行われた「3R推進全国大会」への出席、平井鳥取県知事さん、伊達境港市長さんからの原子力防災に関する要望対応などの公務があり、それぞれ真摯に対応させていただきましたが、選挙モードの頭から通常モードの頭への切替がなかなか思うようにいかず、苦労しました…

それもこれも単独比例候補だからできることと割り切って粛々と受け入れて公務に臨みましたが、どうやら小選挙区候補の政務三役でも選挙期間中の公務や在京当番で地元を離れざるを得ない方もいらっしゃる(或いはいらっしゃった)とか…

その方々のお気持ちを考えると、いたたまれなくなります。

あっ!

今回の総選挙における環境省の政務三役にはそのようなことはありませんでしたので、念のため申し添えます。

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選挙活動中は普段なかなか訪れることのできない方々との再会の機会でもあります。

例えば、こちらの親方(写真手前が親方です。念のため…)。

私の市長時代、3セク経営の日帰り温泉施設「いい湯らてい」の社長も兼務していたのですが、その時の総料理長が一念発起して独立して、新津に鮪丼専門店を昨年の今頃立ち上げました。

しかしながら、10増10減に伴う区割り変更の結果、新津はほんの少しだけ縁遠い存在となってしまいました。

それが今回の衆院選で「さいとう洋明」候補(皆様方のお陰様で何とか比例復活を果たすことができました。改めて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました)の側面支援という形で、正々堂々と新津に入ることができ、折角の機会なので、プレオープン以来凡そ1年ぶりに「まぐろ食堂蔵」にお邪魔させていただきました。

噂には聞いておりましたが、今や新津でも押すに押されぬ大人気店!

挨拶回りの合間を見計らって、開店直後にお邪魔したのですが、それでもギリギリセーフ!(席が1席足りなかったので、親方愛用の休憩用の椅子を拝借しました。親方、ありがとう!)

久々に頂いた一杯は格別でした。

これは繁盛する味だなと心底理解できました。

親方(普段はそう呼んでおりませんが…)、またひと皮剥けましたね。

本当に嬉しく思います。

この時伺った夢の実現のため、微力ながらお手伝いしますね。

さて、皆さま。

新津駅からの至近距離にあるとは思えない軽井沢のような林間に佇む名店です。

味はもちろん折り紙付き!

是非是非脚をお運びくださいませ。

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選挙活動は候補者が自身の訴えを届ける場であるのと同時に、候補者が有権者の声に耳を傾け、地域の状況を学び取る場でもあります。

そういう意味では、平常時の政治活動がギュッと凝縮されているのが選挙活動なのかもしれません(実際には、前者の訴えを届けることに忙殺されてしまうのですが…)。

今回の私の立場は単独比例候補者。

小選挙区から立候補された自民党候補者の側面支援が主たる任務であることも手伝って、今回は後者の学びの機会も限られた時間ながら頂戴することができました。

写真は新潟市西蒲区にある柿選果場。

初めて訪問しましたが、搬入、渋抜き、選果、箱詰め、といった一連の流れがほぼ全て機械任せであることに驚きを隠せませんでした。

考えてみれば、柿は1つひとつもなかなかの重量なので、手作業の工程を増やしてしまうと、従業員さんへの負荷がかなりのものになってしまうので、当たり前といえば当たり前なのですが…

この機械も実はなかなかの年季もので、更新のこともそろそろ考え始めなければならないのだとか…

この地に尽くすためにやらなければならないことはまだまだありそうです。

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昨日の投開票の結果、私国定勇人は再選を果たすことができました。

これまでお支えいただいた全ての皆様方に心から感謝と御礼を申し上げます。

誠にありがとうございました。

他方、民主主義の根幹を為し、究極の民意の反映でもある選挙において、私が身を置く自民党は大変厳しい結果を頂くこととなりました。

議席を失うこととなった先輩、同期のこと、初挑戦で結果を出すことができなかった方々のことに思いを馳せた時、今はまだかけるべき言葉も見つかりませんが、自民党に対する根強い不信を払拭できずにいることを深刻に受け止めなければなりません。

この後、どのように事態が運ぶのか五里霧中であるのが正直なところですが、こんな時だからこそ、「この地に尽くす!」の原点に立ち返り、これまで同様、新潟2区のため、ひいては新潟県のため、我が国のため、愚直に活動を続けてまいる所存ですので、引き続きのご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


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選挙を行っている側の体制や(有権者の皆さまの目には直接触れにくい)具体的な活動の様子は有権者の皆さま方にとって関心のある事柄でもなく、また何よりも(相手候補との兼ね合いという意味で)企業秘密に属する事項でもあるため、具体的言及は避けたいと思いますが、国定陣営は(今回は単独比例候補であるため)同志である小選挙区からの候補者への支援体制をフル回転させております。

とりわけ、新2区から立候補している「ほそだ健一」候補への旧4区(新潟市南区、加茂市、田上町、そして三条市)における側面支援については、三条市を中心に、悔いは残らないと自負できるほど、限られた時間と環境の中、本当に多くの皆さまのご支援、ご協力をいただきながら、活動を行えるようになっております。

本当にありがとうございます。

だからこそ、今回の選挙が大変厳しいものであることを実感しております。

と同時に、選挙戦後半に入って、少しずつ変化の兆しが見え始めているようにも感じ始め、それが大変ありがたく、私たちの最大のモチベーションとなっております。

さて、期日前投票が始まっております。

私たちは過去、怒りや感情に任せた投票によって、取り返しのつかない国家的社会的損失を経験してきました。

もちろん、いわゆる「政治とカネ」の問題で、皆様方に怒りと失望を与えてしまい、それによって生じた自民党に対する根強い不信感を払拭しきれずにいる現状を私たちは改めて深く反省し、再び皆様方から信頼を得られる組織運営の見直しに向け、不断の努力を怠ってはいけません。

ただ、苦い歴史を繰り返すほど、我が国が置かれている状況は楽観的ではないと思っております。

国政は、皆様方も十分ご承知のとおり、「政治とカネ」一本で全てを語れるほど単純なものではなく、ないどころか、様々な要素が複雑に絡み合っております。

外交防衛、経済、医療福祉、教育、社会インフラなどなど…

こうした様々な政策課題が複雑に絡み合っている中、政権の枠組みを改変し、再び「あの時代」を経験するほどの余裕は残念ながら今の日本にはありません(「あの時代」私は三条市長でしたが、失笑レベルでは済まされないほどの破壊的事象が次々と起こり、その手当に奔走させられ、何とか市政運営を維持できました。これはかなり抑制的な表現方法ですので、念のため…)。

そうした、おそらく多くの皆様が感じておられるであろう状況認識を今一度冷静に思い返していただき、怒りや感情を切り離した、「国の政権運営を担う政党はどの政党なのか?」との本来的な価値判断で投票いただきたいと切に願っております。

ここからは一気に主観的になりますが、もちろんその政党は自民党であり、公明党です。

小選挙区は自民党、公明党から公認、或いは推薦をいただいている候補者こそ相応しいです。

私がお世話になった旧4区で申し上げれば、新1区が「つかだ一郎」さん、新2区が「ほそだ健一」さん、新3区が「さいとう洋明」さん、新4区が「わしお英一郎」さんです。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

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