この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2024年06月

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先日、カモナイトバザールにお邪魔していた時のこと。

企画の1つとして来場者の関心を奪っていたのはクラシック名車の展示だったのですが、私の心を奪ったのはその片隅に佇んでいた1台の自転車…

小学生の頃大流行したものの、かなり強気の値段設定で両親が買ってくれず、友達のを短時間借りて街を疾走した、ほろ苦い思い出のスーパーカー自転車が鎮座されていたのです!

懐かしいな…

スタイリッシュなギア変速器、ハンドル、ライト、それに後輪の片側だけに取り付けられた折り畳み式の黒いカゴ…

何もかもあの頃のまんまでした。

そして、現在の取引価格を伺ってみると…

相変わらず、全く手の届かない、強気の値段設定でした。

こちらも変わらないのか、トホホ…

でもその全てがほろ苦き良き思い出でした。

また、再会したいな。

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長きにわたって沿線住民に愛されながらも惜しくも25年前の平成11年に廃線となった新潟交通新潟線。

旧月潟駅には「かぼちゃ電車」の愛称で親しまれてきた車両が「かぼちゃ電車保存会」の皆さまの手によって保存されております。

しかも!

ただ単に保存しているだけでなく、保存車両を実際に走らせるなど頻繁に様々なイベントを繰り出し、全国の鉄道ファンの心を鷲掴みにし続け、聖地化に成功しております。

先日も、保存車両を走らせる際の縁の下の力持ち「アント(小型機関車)」の乗車体験やドアの開閉体験ができるイベントが開催されていたので、電車大好きを内面に隠しし続けている私も何食わぬ顔でお邪魔してきました。

現地ではスカした顔をし続けていたつもりだったのですが、後で撮っていただいた写真を眺めると電車大好きが丸出しになっていました。

お恥ずかしい限りです…

それにしても、次から次へと新しい企画を繰り出す保存会の皆さまのエネルギーには本当に頭が下がります。

そうそう、現在、オリジナルフレーム切手「なつかしのかぼちゃ電車 新潟交通電車線廃線25年」が絶賛販売中です!

保存会のホームページでご確認くださいませ。

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ロンドン五輪の際、来場者の目を引く美しきモニュメント制作で世界デビューを果たした、燕市にあるチタンメーカーの「ホリエ」さん。

長らく一方的に憧れの存在だったのですが、先日偶然お会いする機会に恵まれ、「今度会社においでよ」とお誘いいただいたことから、厚かましくもお邪魔してきました。

「軽い、強い、錆びない」というチタンの特徴に加え、「色落ちしない」という新たな武器を手に入れ、従来のジェット機や人工衛星の機材といった特殊な用途から、日用品、壁材、モニュメントといった身近な用途に可能性を拡げることに成功したホリエさん。

あまりにも着想、技術開発の考え方が常人離れし過ぎていて、凡人の私にはなかなか理解が届かない、ただひたすら「凄い!」の連続の企業訪問だったのですが、環境大臣政務官として強く関心を抱いたのが発色の工程でした。

どうやらチタンと酸素から成る酸化膜の厚さ加減で、あの変幻自在な虹色の発色を実現させているようなのですが、原材料以外に酸素があればいいので、単なる水を用いて発色させているようなのです(私の理解が正しければ…)。

しかも、その水は完全循環を実現しており、環境保全の観点からも完璧なんですね。

考えてみれば、チタンの特徴である「錆びない、色落ちしない」もまた持続可能性を手に入れており、環境に極めて優しい!

チタンの端材も完全水平リサイクルを実現しているようなので、もう言うことなし!

タンブラーは中に入れた氷が5時間以上溶けないなど、デザインはもとより、機能性も申し分ありません。

是非手にとって、その目で確かめてくださいませ。

(ちなみに、代表の自宅の屋根は虹色に輝くチタン製となっており、Google mapsで確認できますので、探してみてくださいね)

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5月1日に私どもが犯してしまった、取り返しのつかない大失態以来、少しでも、水俣病に関する様々な事柄に触れようと心掛けているつもりです。

今回手にした、是枝裕和氏の「雲は答えなかった」もそのうちの1つです。

ただ、この本が、それ以外に触れる様々な事柄と一線を画しているものがあります。

それは、この本の主人公が被害者側ではなく、環境庁の官僚であり、そして、おそらく水俣病という課題が引き金となって自死に至った…その半生を綴ったという点にあります。

答えは読者に問い掛ける内容となっており、現在当事者である自分にとって実に重く深い一冊でありました。

でも、このタイミングで読んで良かったと思います。

ちなみに…

先日、新潟市内で新潟水俣病の被害者の皆様方との懇談の場を終えた後のぶら下がりで、記者から「新潟水俣病の発生源となった場所には行くつもりはあるのか?」と投げ掛けられ、「どのような形になるかはともかく、必ず訪れる」と答えていたのですが、その約束をこの週末に果たしてまいりました。

鹿瀬にとっての旧昭和電工の存在を含め、様々な思いが胸中を交錯しました。

ただ1人で佇むことができて、かえって良かったかもしれません。

雲はただひたすら低く覆い尽くしていたのが印象的でありましたが…

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拙ブログでもご報告申し上げていた室蘭市さん、北海道さんに対する高濃度PCB廃棄物の広域受入れに関する私ども環境省のお願いについて、先週の金曜日、室蘭市の青山市長さんから条件付きで受け入れる旨の表明をいただきました。

これまでの経緯を鑑みれば、苦渋のご決断であったことは論を待ちません。

私どもとしては、受入れに当たっての条件を履行すべく、真摯に対応していかなければならないと考えております。

来月には、青山市長さんと私どもの伊藤大臣が直接対話をするようですので、これ以上は申し上げませんが、ただただひたすら感謝申し上げるばかりです。

それにしても…

市長時代は年齢も近く親しい間柄でしたが、環境大臣政務官になってみると、青山市長さんの存在が(今回の要請如何に関わらず)かくも頼もしく大きな存在であったとは…

自分の市長時代を恥じ入るばかりです…

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