この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2023年06月

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田上町のアイデンティティの1つ「竹林」の見える化の決定版「たがみバンブーブー」の今年の開催が決まりました!

パチパチパチパチ!

昨年彗星の如く誕生した「たがみバンブーブー」でありますが、予算面から今年開催できるかどうかが微妙な状況でありました…

ですが、今年も観光庁の補助金が無事採択され、何とか実現する運びとなりました。

私も採択実現に向け、ほんの少しだけですが、お役に立てて光栄に存じます。

環境大臣政務官としては、放置竹林といった負の遺産を脱炭素を通じた正の経済システムに転換できるよう、引き続き地元の皆様と模索を続けたいと思います。

ところで…

「たがみバンブーブーって一体何なんだ⁉︎」ですって⁉︎

それは9月までのお楽しみ!

それを待ちきれない数多くの皆様は道の駅たがみへ是非どうぞ!

「たがみバンブーブー」の世界観を今からほんの少しだけ楽しむことができます!

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昨日、1月23日から150日間に及んだ通常国会が閉会しました。

私としては2回目となる通常国会でしたが、立場は全く異なりました。

その違いとは、新米の1年生議員の「雑巾掛け」として臨んだ昨年とは異なり、環境大臣政務官という政府側の立場で臨んだということ。

これにより、自民党国対委員会への環境省提出法案説明や国会答弁、そして衆議院環境委員会理事会(及び理事懇談会)への陪席という新たな役割が与えられたのですが、その一方で所属は環境委員会のみとなり、「雑巾掛け」としての予算委員会における交代要員、先輩や同僚議員からの依頼を受けての所属委員会以外の委員会への差し替え出席か全くなくなり、相対的には2回目となる今通常国会の方が国会対応に割く時間はかなり軽減されたような気がしております。

さて、通常国会も終わり、晴れて自由の身となったはずですが…

通常国会が閉会するのを見計らったかのように、環境大臣政務官としての国内外公務出張が絶えることなく続くようです。

でも、これも、ご縁を頂いて環境大臣政務官を拝命したからこそできる経験と覚悟を決め、最後の最後まで職務に忠実にあろうと思いを新たにしております。

というわけで、しばらくの間、今まで以上に地元に戻れなくなる日々が続きますが、ご容赦くださいませ。

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燕市にある玉川堂。

言わずと知れた鎚起銅器の老舗にして、「伝統は革新の連続である」を実践し、今では世界中から注目を浴び続けるトップランナーでもあります。

先日、この玉川堂さんにお邪魔して新型コロナ禍前後の話を伺っていたのですが、話は自然と未来志向の話に…

伺ってひっくり返りそうになるほど驚いたのですが、JR東日本の誇るクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の新潟県内唯一の立ち寄りスポットとして国内外の富裕層に名を知らしめた玉川堂さんには現在、プライベートジェットで新潟空港に降り立ち、玉川堂さんの鎚起銅器を買い求めに来るスーパー富裕層のお客様が現れ始めたのだとか…

その方々の1つひとつのエピソードは、私の理解を遥かに超え、御伽話を聞くようでありますが、いずれも確かな現実な話であり、私たちの地域にかなりの塊として更に貢献する可能性があるスーパー富裕層の彼ら彼女らを引き留めない手はありません!

世界中のプライベートジェット利用層のうち玉川堂さんを愛顧していただいているこれらの方々に、玉川堂さん以外の文化、食、景色、宿泊を含むモノやコト、サービスや空間の提供をどのように整えていくのか…

待ったなしの挑戦に取り掛からなければなりません。

中央省庁を巻き込みながら、その仕掛け作りのお手伝いをしていこうかと思っています。

乞うご期待!

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昨日、海洋プラスチックゴミの漂着状況について書き綴りましたが、この海洋プラスチックゴミについては先日開かれたG7広島サミットでも大きなテーマとして取り上げられておりまして、首脳コミュニケにおいても「我々は、2040年までに追加的なプラスチック汚染をゼロにする野心を持って、プラスチック汚染を終わらせることにコミットしている。これを念頭に、我々は、包括的なライフサイクル・アプローチを踏まえ、我々の行動を継続し、発展させることを決意する。我々は、政府間交渉委員会(INC)のプロセスを支持し、2024年末までにプラスチックのライフサイクル全体をカバーする法的拘束力のある国際文書の作業を完了することを目的としたパリでの次回交渉に期待し、野心的な成果を求める。我々は、2025年に開催される国連海洋会議までに、これらの課題及び海洋保護に関するより幅広い議題について、できる限り進展させる」と極めて意欲的な形で取りまとめられたところです。

ただし、ここでいう「プラスチック汚染」「プラスチックのライフサイクル」とは何か?を具体的にイメージする段階になると、各国の見解に微妙な温度差が表れるところでもあります。

それは仕方がないことです。

特に、プラスチック汚染の名実いずれにおいてもシンボリックな存在が何であるかは、その国の循環システムの現状やそれに伴う汚染の程度によっても異なるのですから…

例えば、プラスチック製のペットボトル。

欧米を中心にかなりマイナスのイメージが浸透していると思いますが、ペットボトルのリサイクル率は欧州では約4割、米国では何と約2割に過ぎないのですから、致し方ない面もあろうかと思います。

それに比べて、我が国のリサイクル率は約9割。

地域住民の暮らし(ゴミ出し)にまで目の届いたペットボトル資源循環システムを早くから構築してきた結果でもあります(ちなみに、ペットボトル回収率は95%程度)。

この世界に冠たる資源循環システムを海外に輸出することで、我が国は海洋プラスチックゴミの縮減にも貢献しうる余地がまだまだ残されているのです。

さて、写真は日本コカコーラ社の皆さま。

日本の卓越したペットボトル資源循環システムをコカコーラとして韓国に試験導入したとのこと。

資源循環システム先進国の面目躍如といったところでしょうか。

今後の韓国におけるペットボトルリサイクル率の向上を見守っていきたいと思います。

もちろん、私たちも「プラスチック=悪(マイナスイメージ)」という主張に立脚しているわけではありません。

むしろ、プラスチックのライフサイクル・アプローチを追求すべきとの立場で、他の先進国に対し、毅然と主張しているものと認識しております(政務官としては所管外なので、責任あるコメントとはなりきれないことだけはご承知おきくださいませ)。

いずれにしても、この分野における国際的スケジュールは冒頭にご紹介した広島首脳コミュニケで明記された「プラスチックのライフサイクル全体をカバーする法的拘束力のある国際文書の作業を完了する」2024年末。

常識的に考えて、この時まで環境大臣政務官であるとはとても思えませんが、少なくとも衆議院議員として、この問題に関与していきたいと考えております。

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先日、新潟市西区五十嵐浜に、地元の海岸清掃ボランティア団体の皆様、小学校の校長先生、西区長さん方と、同浜への海洋プラスチックゴミの漂着状況を確認しにお邪魔してまいりました。

1ヶ月に1回以上というハイスピードでの海岸清掃にも関わらず、ゴミ集積場には溢れんばかりの集められた海洋プラスチックのゴミの山…

集積場を覗いてみると、ハングル語や中国語など明らかに海外由来の廃棄物が目立っているように見えましたが、それでも目視ベースで6割近くが国内由来の海洋プラスチック漂着物だそうです。

そして、思ったほどにはペットボトルのような生活回りの日用品は見当たらず、漁具関係のプラスチック製品が漂着している模様でした。

お邪魔した場所は幸いなことに、地元ボランティア団体の皆様、児童生徒さんや親御さまを始めとする学校関係者による継続的な清掃活動に加え、新潟市さんによる丁寧なゴミ収集のお陰で、最悪な事態は免れておりますが、それでも写真のような大型漂着物となると最早お手上げ状態…

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そんな中、私たち環境省に何ができるのか…

政務官としては担務外でありますが、近く担当部局と意見交換することと致しました。

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