この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2023年04月

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先日、東海道新幹線に乗ったときのこと…

座席の前に「Wedge」という車内誌が挟んでありまして、何気なく手に取ると、「地方議会ってホントにいるの?」という驚きの見出しが!

いや〜、JR東海さん、攻めますなぁ…

恐らく統一地方選に合わせた投票行動への機運醸成の意味合いなのでしょうし、それには相応のインパクトが必要なのは理解できますが、伝え手にも超えてはならない一線があると思うのです。

そもそも、地方議会なくして、地方自治の本旨の重要な一角を占める住民自治をどのように組成できるのでしょうか?

ここは民主主義の根幹に関わる重要な一線です。

そこを百も承知の上で地方議会の活性化のために一石を投じたい一心であることは十二分に理解できますが、是非論に言及してしまっては誰得?と思ってしまうのです(少なくとも、あらゆる民主主義国家において、現行の民主主義の根幹に関わる制度を否定し、それに代わる何かを手に入れることはできていません)。

この投稿をしている日の3日後は統一地方選後半の投開票日です。

もどかしい気持ちを拭い切れず、この投稿文を書き綴っております。

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いよいよ春の恵みである山菜の季節が到来ですね。

大変ありがたいことに、私のところにも「三条市の宝」下田郷を中心に採れた山菜のお裾分けを届けていただけます。

その全てが絶品なのですが、とりわけ大好物なのが山菜の女王とも称されるコシアブラ!

そんなコシアブラを頂戴する時期が到来しました!

本当に最高の幸せ!

ですが、ここである種衝撃的な事実が判明…

先日我が家だけでは食べ切れないほどのコシアブラのお裾分けを頂いたので、東京チームや環境省政務三役秘書官チームにお裾分けのお裾分けをしたところ、誰一人その存在を知らなかったらしいのです。

個人的経験に照らせば、東京在住時代から知っていたような…

でも、それも家内が福島出身だったからかもしれません。

そもそも三条チームの柏崎出身者によると、燕三条地域に引っ越すまではコシアブラの存在を知らなかったとか…

益々謎は深まるばかりであります…

天ぷらや混ぜご飯にしたら、天下無双の最強飯になるのですがね…

意外とマイナーな山菜なのですかね⁉︎

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G7気候・エネルギー・環境大臣会合関連の超私的体験談もそろそろ終わりにしたいと思います。

最後は、私自身が勉強になったことについて触れてみたいと思いますが、それはアイヌ文化のこと。

恥ずかしながら、これまでアイヌ文化についての知識は殆どなく、まして各国代表団に説明するに足る情報を一片たりとも持ち合わせず、訪問先の民族共生象徴空間ウポポイでは専ら、自分のための時間に費やすこととしたのですが、本当に勉強となりました。

そんな中、ただ単なる勉強としては済まされないなと思ったのは、アイヌに対する偏見に近いものが令和の時代の今であっても少なからず存在しているのではないかと感じたこと…

説明された方々は、無知の故の不躾な私の質問に対して上手に角のない受け応えをしていただいたのですが、だからこその根の深さを感じてしまうのです。

もちろん偏見などあってはならず、だからこそお互いを認め合う「共生」という言葉どおりにしていかなければなりません。

さて、これにて超私的体験談はひとまずお開き!

私自身にとっても本当に得難い経験となりました!

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G7気候・エネルギー・環境大臣会合閉幕後に行われた各国代表団が参加するエクスカーションは、北海道さん、札幌市さんが主催する、時に厳しい交渉を乗り越えた各国同士がそれぞれ自然人に立ち返り、それぞれの心に癒しを与え、疲労を回復させ、次に向けたコミュニュケーションの再生を図る打ち上げのようなものです。

そんな中での私の役割は、参加国の一員として参加するだけではなく、ホスト国として北海道さんや札幌市さんのおもてなしを妨げない範囲で、各国代表団を歓待し、その上で願わくば新たなチャンネルを切り拓くことでありました。

結論から申し上げると、新たなチャンネルの開拓可能性の手応えも感じる有意義な機会となったわけですが、ここではそのような云わば根幹部分は割愛し、お酒の持つ人付き合いの潤滑油としての効能に触れてみたいと思います。

今回のエクスカーションでは、札幌市内唯一の酒蔵である日本清酒さんにも立ち寄ったのですが、ガイドさんが「次の訪問先は日本酒の醸造所です」と告げた瞬間、バスの車内の雰囲気は一変!

そこに「試飲もしていただきます」と続けると、車内は騒然!

やはり、お酒の持つ効能は万国共通ですな。

試飲現場では盛り上がり、会話が滑らかになったことは言うまでもなく、その後の直売所では、私も日本清酒さんの社員の如く、商品説明と販売促進のお手伝いを担ったのはここだけの話…

それにしても驚いたのは、各国の皆さんが私の想像を遥かに超えて日本酒の味の違いを理解していることでした。

誤解なきように申し上げると、私自身は、ウイスキーもブランデーも、もちろん苦手なビールも味の違いが分からないのですが、本醸造、大吟醸、純米大吟醸の違い、特徴を的確に捉え、巧みに表現する彼らには心底驚きました。

いずれにしても、酒蔵をエクスカーションの訪問先として選定した北海道さん、札幌市さんは天晴れでした。

本当にありがとうございました。

(写真はカナダの担当大臣。この後、お土産まで頂いてしまいました。咄嗟のことで、プレゼントのお返しができず、申し訳ございませんでした)

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引き続き、G7気候・エネルギー・環境大臣会合における超私的体験談を…

アラブ首長国連邦とのJCM締結署名式の立会いに臨んだときのこと(JCMとは途上国と協力して温室効果ガスの削減に取り組み、削減の成果を両国で分け合う二国間クレジット制度の略語ですが、JCMそのものについては何れかの機会に書き綴ってみたいと思います)。

この署名式は、他の経済関係調印書と合わせて行われたため、署名式の段取り(ロジ)は経済産業省が担当されていたのですが(従って、JCMの署名者は西村経済産業大臣であり、環境省はそれに立ち会うという立場に立っています)、外国の方々相手のセレモニーはとかくハプニングが付きもので、この式典でも予定時刻よりも大幅に早くアラブ首長国連邦の担当大臣が書名会場に到着してしまい、経済産業省のロジ担当の皆さんはまさにてんやわんやのバタバタ状態に…

それでも、しっかり態勢を立て直し、無事署名式に臨むところまでに至ったのは流石の一言でありますが、事ほど左様にロジ部隊は本当に大変!

仕事はとかくJCMの内容そのものに関する相手国との調整といったサブを担当するサブ部隊に目線が向かいがちですが、ロジ部隊の下支えがなければゴールまで辿り着くことができません。

しかも、ロジ部隊は事前にイメージにイメージを重ねながら段取りを組んでいっても、現実にはそれらの想定を超えるハプニングが付きものなのですから…

私も社会人1,2年生は官房総務課という省庁全体のロジ担当で鍛えられたので、そんな過去が頭を過ぎりながら、今回の事務方の皆さんに陰ながらのエールを送りながら立会いに臨んだことだけを備忘録的に書き記しておきたいと思います。

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