先日、東海道新幹線に乗ったときのこと…
座席の前に「Wedge」という車内誌が挟んでありまして、何気なく手に取ると、「地方議会ってホントにいるの?」という驚きの見出しが!
いや〜、JR東海さん、攻めますなぁ…
恐らく統一地方選に合わせた投票行動への機運醸成の意味合いなのでしょうし、それには相応のインパクトが必要なのは理解できますが、伝え手にも超えてはならない一線があると思うのです。
そもそも、地方議会なくして、地方自治の本旨の重要な一角を占める住民自治をどのように組成できるのでしょうか?
ここは民主主義の根幹に関わる重要な一線です。
そこを百も承知の上で地方議会の活性化のために一石を投じたい一心であることは十二分に理解できますが、是非論に言及してしまっては誰得?と思ってしまうのです(少なくとも、あらゆる民主主義国家において、現行の民主主義の根幹に関わる制度を否定し、それに代わる何かを手に入れることはできていません)。
この投稿をしている日の3日後は統一地方選後半の投開票日です。
もどかしい気持ちを拭い切れず、この投稿文を書き綴っております。