この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2023年03月

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様々な憶測を呼ぶのではないかと自重してまいりましたが、退任の日に当たり何かを書かなければ、自分自身が納得できず、ほんの少しだけ、自分自身の想いを書き綴ることにしました。

昨年の長谷川教育長に続き、若山副市長もまた、任期途中で、本日退任することとなりました。

お2人とも、健康に全く問題もなく、ましてや教育行政や三条市政に何かしらの瑕疵や不手際など一切なかったにも関わらずです。

お2人の想いはもちろん、副市長、教育長の任期途中での退任(形式上は自らの申し出ではありますが…)が三条市役所内部に与えた動揺だけではなく、市内外に与えた様々な影響を鑑みれば、素直に受け止めきれないのが正直なところですが、それも踏まえての滝沢市長のご判断でしょうし、今更、この場であれこれ申し上げるのは生産的ではないので自重します。

とにかく、若山副市長には感謝を申し上げます。

本当に長い間、三条市のためにありがとうございました。

また、とにかく至らぬところばかりの私を真摯に支えていただき、ありがとうございました。

三条市長就任から、いや三条市職員時代から、「三条市は代々助役(副市長)で持っている」と評せられておりましたが、実際に市長になってみると果たしてそのとおりでした。

全国最年少の、よそ者で生意気な私が自由奔放に市長として動き回ることができたのも、様々な政策に大胆に挑戦することができたのも、佐藤助役、吉田副市長、そして若山副市長が市役所内部のみならず、各界の要所要所を押さえ続けていただいたからです(教育行政は、松永、長谷川教育長ですね)。

とりわけ、若山副市長には、政策推進課長、総務部長時代から、まさに私の良き相談相手として、私を支えていただきました。

本当にありがとうございました。

副市長は、三条市にとって、単なる政策形成や行政執行という狭い概念ではとてもその本質を語ることなどできない、要石ともいうべき、本当に、本当に、重いポジションです。

その重責を見事に今日まで全うされた若山副市長に心からの謝意と敬意を寄せて、再び沈黙を守ることとします。

(新しく就任された高橋教育長、お引き受けいただき、本当にありがとうございました。高橋教育長が過去を受け継ぎ推進される教育行政に心からご期待申し上げます)

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先日行われた、新潟市内を横に貫く中央環状線の西半分(と言っても一部は残っておりますが…)の開通式にお招きをいただき、参加してまいりました(正直なところ、私自身は本事業の推進にどれだけ貢献できたわけでもなく、ただひたすら諸先輩のひとかたならぬご尽力の賜物であります。感謝の想いのみで末席に座らせていただきました)。

これにより、新潟市の西蒲区、西区、そして南区が結ばれることとなります。

こうして、生活道路としての利便性の向上は飛躍的に図られるのは論を待たないところなのですが、今回の供用開始は産業面でもかなりのインパクトを与えることが期待されております。

その象徴が黒埼スマートインターのフルスペック化。

これまで、利用時間、利用可能車両共に制限が掛かっていたのですが、本道路の供用開始により全ての制限が解除されることとなりました。

これにより、これまで別のインターチェンジに迂回せざるを得なかった車やトラックが直接アクセスできるようになるため、近傍の工業団地や周辺の土地利用への期待が飛躍的に高まることでしょう。

こうなると、ここから先は、新潟市さんの都市政策(或いは農地政策との整合性)がどのようになっていくのかに期待と注目が集まっていくところ。

道路新設効果が最大限発揮できるよう、私も精一杯この地に尽くしてまいります。

ちなみに、写真は供用開始直前のくろさき茶豆大橋から眺める北陸道。この橋には歩道がないため、ゆっくりとは見られませんが、越後平野を一望できる絶好のスポットになりそうですね!

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先日、三条商工会議所で行われた同会議所主催の脱炭素勉強会。

50社近い方々からご参加をいただきました。

きっかけとなったのは、私たち環境省側からのアプローチではなく、欧州と取引のある市内企業さんが取引先より脱炭素に対する取組状況に関する情報提供を求められ、「脱炭素に対する取組が個々の取引に直結する世界が近々訪れるのではないか?」「海外との取引がある企業をたくさん抱えている地場産業を守り抜くためにも、産業界として広く、脱炭素を取り巻く世界の潮流を学ぶ必要があるのではないか?」と危機感を抱き、相談をいただいたことでした。

まさにそのとおりで、脱炭素に対する各企業の取組の程度と企業間取引の因果関係は不可逆的に、加速度的に緊密なものとなっていると言っても過言ではなく、具体的に危機感を抱かれたマルト長谷川工作所さんのように、事態は既に「脱炭素に対する取組が個々の取引に影響を与えるだなんて、大企業だけの対岸の火事だ」なんて傍観していられる状況ではなくなりつつあります(ちなみに、マルト長谷川工作所さんは、増設した工場には太陽光発電設備を導入したり、様々な箇所に省エネ設備を導入したり、SDGsに向けた取組の見える化を図るなど、かなり先行的に脱炭素に取り組んでいただいております)。

他方で、脱炭素に対する取組のスピードを速め、他に先駆けてその見える化を実現することは、またとないビジネスチャンスでもあります。

いずれにしても、こうして、大企業ではなく中小企業から、大都市ではなく地方からお声掛けをいただくことは「地域と暮らしの環境省」を標榜する私たちとしては大歓迎!

中小企業群から、かつ地方からお声掛けいただいたのは初めてということもあり、ご期待に添えるよう、満を持して、本省の環境経済課長より話題提供させていただきました。

三条商工会議所の本勉強会は数次にわたるとのことで、引き続き、精一杯協力していきたいと思います。

改めて、貴重な機会を設けていただいたマルト長谷川工作所さんに、心から感謝申し上げます。

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昨日開催した「郵便局の新たな利活用を推進する議員連盟」総会。

数多くの自民党所属国会議員に出席いただき、大変活発かつ有意義な意見交換をすることができました(事務局長の柘植参議院議員が総務副大臣であるため、不肖国定が事務局次長として司会を務めさせていただいたのですが、至らぬ点が多々あったものと反省しております…)。

さて、そんな総会の冒頭、山口会長から次のような提案がありました。

曰く、「郵政三事業を堅持し、ユニバーサルサービスを維持することで、「地域の最後の砦」郵便局ネットワークを守り抜きたい。そのため、法改正を視野に入れたプロジェクトチームを本議連内に立ち上げたい」と…

本提案については、体制や人選等を山口会長に一任することを含め、了承をいただきました。

本件について事務局次長として下働きをしてまいりましたが、昨日の山口会長が口に出された提案はそれらを踏まえたかなり具体的な内容も含まれており(ここでは割愛しますが…)、身の引き締まる想いがしておりますが、プロジェクトチームに引き継ぎつつ(人選は全くの不明ですが…)、熟度を深め、郵便局の持続可能性の獲得に貢献してまいりたいと考えております。

いずれにしても、「地域の最後の砦」郵便局を守り抜くためのプロジェクトチーム発足という大きな一歩を踏み出すこととなりました。

いよいよ、郵便局に分け入り、地域に分け入り、実情と制度設計に乖離が生じないよう、気を引き締めてまいります。

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明日再び地元で活動するものの、統一地方選の前半戦となる新潟県議選、新潟市議選がまもなく公示を迎える中、後援会活動として1人でも多くの有権者と直接触れ合う「地域に分け入る」活動は(国会日程や在京当番が輻輳していてやむなく)昨日で一区切りとなりました。

田中角栄先生が歩いた家の数しか票は出ない。手を握った数しか票は出ない」を唱え、志帥会の二階会長が「靴を3足履き潰せ」と叱咤されることを愚直に実行すべく、私自身の選挙では71,516軒のお宅に伺い、その後の知事選、参院選、新潟市長選でも可能な限り、地域に分け入ってまいりましたが、やればやるほど「これしかないな」って、心底思うのです。

選挙戦に必須な地盤づくりから申し上げても、回数を重ねれば重ねるほど、玄関先に出て来られるお一人おひとりの表情が柔らかくなっていくことを感じるばかりか、励ましの言葉をいただく機会も飛躍的に増えていき、お邪魔した方々と私との間に双方向性が生まれていくのを実感することができます。

また、自分以外の選挙では(今回の統一地方選では特に)単独で地域に分け入る機会が多いのですが、単独で地域に分け入るときこそ、選挙戦に向けた空気(情勢)を直前肌で感じ取ることができるのです。

でもやはり、地域に分け入る最大の効能は「地域の空気(政治や行政に対する様々な思い、暮らしぶりや将来に対する期待や不安など1人ひとりの諸々の心模様の総和)」を感じ取ることができることです。

それは言葉で表れたり、違う形で表れたりと様々ですが、そうした「地域の空気」に触れ、感じ取ることこそ、政治家の原点であり、民主主義の根幹だと心底思うのです。

ですから、様々な選挙の機会を捉え、地域に分け入ることができることに心からありがたく思いますし、同じ空気を感じ取り、益々成長していく仲間を、来る選挙戦では全力で応援し、仲間全員の当選を勝ち取らなければならないと強く自覚するのです。

さて、まだまだ力不足の私ではありますが、統一地方選を間近に控え、今やらなければならないことは、少なくとも自らに悔いなくやり切りました。

まずは前半戦、全力で応援してまいります。

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