様々な憶測を呼ぶのではないかと自重してまいりましたが、退任の日に当たり何かを書かなければ、自分自身が納得できず、ほんの少しだけ、自分自身の想いを書き綴ることにしました。
昨年の長谷川教育長に続き、若山副市長もまた、任期途中で、本日退任することとなりました。
お2人とも、健康に全く問題もなく、ましてや教育行政や三条市政に何かしらの瑕疵や不手際など一切なかったにも関わらずです。
お2人の想いはもちろん、副市長、教育長の任期途中での退任(形式上は自らの申し出ではありますが…)が三条市役所内部に与えた動揺だけではなく、市内外に与えた様々な影響を鑑みれば、素直に受け止めきれないのが正直なところですが、それも踏まえての滝沢市長のご判断でしょうし、今更、この場であれこれ申し上げるのは生産的ではないので自重します。
とにかく、若山副市長には感謝を申し上げます。
本当に長い間、三条市のためにありがとうございました。
また、とにかく至らぬところばかりの私を真摯に支えていただき、ありがとうございました。
三条市長就任から、いや三条市職員時代から、「三条市は代々助役(副市長)で持っている」と評せられておりましたが、実際に市長になってみると果たしてそのとおりでした。
全国最年少の、よそ者で生意気な私が自由奔放に市長として動き回ることができたのも、様々な政策に大胆に挑戦することができたのも、佐藤助役、吉田副市長、そして若山副市長が市役所内部のみならず、各界の要所要所を押さえ続けていただいたからです(教育行政は、松永、長谷川教育長ですね)。
とりわけ、若山副市長には、政策推進課長、総務部長時代から、まさに私の良き相談相手として、私を支えていただきました。
本当にありがとうございました。
副市長は、三条市にとって、単なる政策形成や行政執行という狭い概念ではとてもその本質を語ることなどできない、要石ともいうべき、本当に、本当に、重いポジションです。
その重責を見事に今日まで全うされた若山副市長に心からの謝意と敬意を寄せて、再び沈黙を守ることとします。
(新しく就任された高橋教育長、お引き受けいただき、本当にありがとうございました。高橋教育長が過去を受け継ぎ推進される教育行政に心からご期待申し上げます)