この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2021年07月

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今年の大河ドラマは「青天を衝け」。

主人公は近代日本経済の父、渋沢栄一公です。

私の母校創設期にも関わりのある渋沢公ほどの知名度はないかもしれませんが、渋沢公に見出され、アサヒビールや阪神電鉄などなど、関西経済を牽引する数々の企業を立ち上げた近代関西経済の父というべき偉人が歴史に埋もれております。

その名は外山脩造公。

何故私がその方の名をわざわざ持ち出しているのかといえば、外山公が栃尾出身だからです。

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そして、外山公の歩んだ人生がドラマチックなのは、幕末の長岡藩家老河井継之助公に付き添い、その最晩期に河井公から「これからは実力のある者が勝つ世の中となる。戦争が終ったら商人になれ」と直接諭され、経済界の道を歩むことからも明らかなこと!

いつか、大河ドラマの題材になるといいですね!

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さて…

ここに掲載した見事な庭園の写真は外山脩造公の生家の庭園です。

但し、今も子孫が生活をしている個人宅なので、特別公開などの機会を待つことにしましょう。

ということで、今週は毎日、栃尾に触れた栃尾週間となりました!


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「冷丼って知っている?」

栃尾のグルメが話題になったときに発せられた栃尾の方のこの言葉…

恥ずかしながら、私は聞いたことがありませんでした。

伺ってみると、冷やしラーメンのことらしい…

冷やしラーメンといえば山形名物だとばかり思い込んでいた自分の不明を恥じ入るばかりですが、知ってしまった以上、試さないわけにはいかない!

ということで、地元の多田市議と行ってきましたよ、栃尾の名店「鈴多食堂」さんに!

結論から申し上げれば、スッキリ、サッパリした味わいで、高温多湿の新潟にはピッタリの味!

いやいや、思い込みはいけませんな…

美味しくいただきつつ、反省反省でありました…


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私のYouTubeチャンネルで今晩18時から配信する動画はいよいよ、ものづくりのまち燕三条がいかに海外展開を行っているのか?です。

ゲストはまさにこの話題にピッタリな燕三条貿易振興会の長谷川会長さんです。

先日、甲南女子大学の学生さん相手に講義をした際、「一人の人間から見た場合、都心部よりも地方が、大企業よりも中小企業が海外との繋がりが生まれやすい」と申し上げたところ、少なからずの学生さんが驚いておりましたが、これが現実だと私は感じております(もちろん、場所は選ぶべきですが…)。

その証拠に、一介の地方都市の市長に過ぎなかった私も随分と海外出張に行ったものです。


例えば、まずはベトナムのハノイに飛び、動画内でも触れている燕三条地域のホーチミンにおけるアンテナショップをベトナム政府レベルでバックアップしていただくべく、我が国の経済産業省に相当する省庁の副大臣に面会し、支援を求め…

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その足でホーチミンに飛び、燕三条アンテナショップのオープンに向けた関係機関への協力要請に飛び回り…

翌日には、シンガポールへ飛んで…

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駐シンガポール日本国大使館が所有する施設での燕三条工場の祭典プチ企画のオープニングセレモニーに臨み…

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その半年後に行われる本企画に臨む燕三条工場の祭典チームと大まかな確認をした後、帰国する…

こんな海外出張を年に数回行っていたのですから、先ほどの私の話は決して大袈裟な話ではないはず…

というわけで(どういうわけで⁉︎)、今晩18時から始まる動画をお楽しみに!

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ちなみに…

今週は偶然にも、私のブログは「栃尾」祭りなのですが、このときの出張の際の写真を見直していたら、羽田空港国際線ターミナルでこんなメニューを写真に収めておりました。

何たる運命!

折角なのでご紹介します!


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昨日の続きを…

では、栃尾地域の人口減少をいかに食い止めるか…

私たち政治行政には残念ながら、万能の力はありません。

でも、栃尾出身の方が栃尾に戻ってくる、或いは栃尾地域に何らかの魅力を感じた方々に栃尾に移住していただく、この動きを生み出す、加速化させることによって、社会動態を改善させるくらいの力はあります。

そこで、私が考える本件に関する政策の全体的方向感ですが、それはズバリ「地場産業の徹底的な後押し」です。

社会動態の改善は、生活の糧の場の質的量的確保が必要不可欠です。

これを抜きにして、残余の政策実行など、何の意味も持たないと言っても過言ではありません。

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このことだけに焦点を当てて、栃尾地域を改めて見返すと、私は決して悲観すべき状況にはないのではないか…むしろ一縷の希望の光が栃尾にはまだあるのではないか…と感ぜずにはいられません。

何故ならば、栃尾地域には全国に誇ることのできる地場産業があるからです。

しかも、2つも!

繊維産業に、油揚げ産業。

この2つの産業は「今」だけに視点を当てれば、規模感といい、土地との調和性といい、社会動態の改善に寄与するに足る潜在性に富んでいると思います。

ここに、戦術的政策レベルとしては、繊維産業のBtoC化、油揚げ産業の全国ブランド化を念頭に置いた政策群を政治行政が紡ぎ出せれば、必ず結果が付いてくると思います。

栃尾地域には明るい未来が待っている!

一緒に仕事ができるよう、頑張ってまいります!


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長岡市栃尾地域。

ここを回っていると感ぜずにはいられないのが人口減少…

選挙区内の他の地域よりも圧倒的に多い空き家…(空き工場も同様ですが…)

空き家になってからの時間経過も他地域よりも圧倒的に長く、倒壊家屋もかなり目にします。

この肌感覚をきっかけに、地元の高見県議にお願いして手にしたデータがあります。

令和元年55名、令和2年50名。

これはそれぞれ1年間に栃尾地域で生まれた赤ちゃんの数です。

我が国の統計で唯一無二人口を正確に把握することのできる国勢調査の直近の栃尾地域の人口(平成27年)は18,761人ですから、この出生数は極めて憂慮すべき数字です。

令和に生まれた彼ら彼女らが全員栃尾地域で生き続け、全員が100歳まで生きることのできる社会が実現したとしても、全体人口は5,000人程度になることを意味するのですから…

では、こうした事象に私たち政治行政は何ができるのか…

明日、私が考える政策の全体的方向感を書き綴ってみたいと思います。

(写真は高見県議との地域回りの様子。いつも助かっております!特に、暑さに強い高見県議のタフネスさが心強い!)

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