私のYouTubeチャンネルにて今晩18時より配信する動画も、先週に引き続き、渡辺果樹園の渡辺さんをゲストにお迎えして、果樹農家の世界を語り合います!
今晩の内容も面白いので是非ご覧いただきたいのですが、この度の撮影で、渡辺さんから改めて感じたことがあります。
「果樹の世界とものづくりの世界は実は近似的ではないか⁉︎」と…
燕三条で作られる最終製品系のものづくりの多くは日用品、つまり日常生活において欠くべからざるものである一方、果樹もまた食べ物である以上ある意味日常生活において欠くべからざるものであります。
他方で、燕三条のものづくりが低価格競争から脱する道を模索できたように、果樹もまた、ある種の嗜好品として(少なくとも、主食たる穀物とは明らかに一線を画します)、農家ごとのブランディング、産地ごとのブランディング、或いはそれに見合った販路開拓をしていくことで、高付加価値化を実現できるのではないかと…
となると、政治行政としての果樹農家に対するスタンスはかなりクリアになります。
つまり、想定されるリスク(例えば、天変地異による不作など…)に対する保険制度の充実強化(製造業と比較して圧倒的に加入者が少ないことに対する手当など…)や各種投資に対する制度融資や財政支援制度の拡充を図ることはもちろんのこと、ブランディング支援や販路開拓支援といったアプローチといった、製造業に対する制度設計の援用が必要ではないかと考えるのです。
これで益々、我が国の果実は世界的評価を更に受けることができるかも!
早く仕事がしたいですな…