新潟5大ラーメンの1つ、燕三条系背脂ラーメンの中でも常に挑戦をし続けている「侍」さん。
食べ手として純粋に大好きなお店だったのですが、それが一変したのが数年前…
紆余曲折は語りませんが、燕三条系背脂ラーメンの代表選手として東京のど真ん中にある虎ノ門に期間限定で出店していただけないかとお願いしたことを今でも忘れられません。
このときの最大の課題は出店先の調理場の火力の圧倒的な小ささと、原材料の保管場所の圧倒的な少なさでありました。
この2つがラーメン屋さんにとって絶望的な問題だとは、当時の私は全く気付きませんでした。
でも、侍の大将はその大変さを私に漏らさず、期間限定の出店を受け入れて下さいました…
私が無謀なお願いをしていたのを気付いたのは、出店直前のある日のこと…
たまたまお店にお邪魔すると、大将から「最後の味の確認に付き合ってくれないか」とのお話が…
気楽にお受けしたのですが、そこに待ち受けていたのは4種類のスープに2種類の麺の組合せ!
そのときに心底、ラーメン屋さんの奥深さをかんじたのでした。
でも、侍さんに頼んで良かったな。
こんなにラーメン屋さんが大変なことを分かったのですから!
皆さまも是非どうぞ!
マジで美味いですよ。