
長岡市中之島地域にある稲島集落。
越後平野の孤島のように佇む僅か7世帯の集落(写真の真ん中に位置する杜に囲まれた集落がそれです)には、失礼ながら不釣り合いに大きな社が鎮座しております。

その名は稲荷社。
その神社への信仰の深さは、集落の遥か手前から始まる参道の石碑からでも想像が付きます。

信仰の深さを測るのはそれだけではありません。
氏子総数僅か8軒(稲島集落内7軒プラス1軒のようです)からは想像も付かない鳥居の数の多いこと、多いこと!
もちろん、この信仰の深さにはハッキリとした理由があります。
それは、とりわけ商いの御利益があると言い伝えられているから…
実際、燕三条地域のような近隣の産業集積地に立地する企業だけでなく、遠くは関東地方の企業や個人からも数多くの鳥居が寄進されており、それだけ御利益があったということなのでしょう。
私も僭越ながら参拝いたしましたが、何かありがたい「気」を頂戴したように感じております。
皆さんも良き気を体に浴びては如何でしょうか?