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「稲架木って読めますか?」というタイトルにしてしまいましたが、「はさ木ってどんな漢字を当てはめるのでしょうか?」が正解だったかもしれません…

というわけで、今回は「はさぎ」の話題を…

東京で生まれ育った私にとって、イメージとしての田園風景には、稲を干している「はさぎ」の存在は不可欠だったのですが、現実世界の越後平野の田園風景には、写真の満願寺稲架木のほか数えるほどしか現存しておりません。

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不思議に思って、移住して以来農家の方々に伺うと、稲架木に面した田んぼの稲の生育に影響を与えるとか、そもそも稲架木を使って稲を干すこと自体が大変な労力だとか、至極ご尤もな理由ばかり…

実際、下田郷での稲架木の復活を夢見て、三条市長時代に何度か口説いたことがあるのですが、その都度逃げられてしまい、ついに実現することができなかったのですから、それだけ大変なことなのでしょう…

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ですが!

農業観光、田園観光という切り口(体験農園もその一つですが、これについては後日改めて書き綴ってみたいと思います)で申し上げれば、実際に活用されている稲架木は必須アイテムだと思うのですよね。

幸い、新津にあるこの満願寺稲架木並木は農協さんのご協力の下で実際に稲を干す体験ができ、かつ稲が架かっている様子も眺められるようですが、できれば、露天風呂やレストランから眺める環境を整えてみたい!

こんな長年の夢を新潟第4選挙区内のどこかで、現実化してみたいと密かに情熱の火を灯し続けております。