
加茂市内、田上町内を訪ね歩いていると、三条市から眺めていた以上に、老朽化したゴミ焼却場の行く末を心配されている声を多く伺います。
この課題については、このゴミ焼却場を管理している藤田加茂市長さん、佐野田上町長さんが中心となって今まさに検討がなされているところですが、①近隣市町村のゴミ焼却場に委託する形での分散処理、②新施設整備による現行処理(現地建替or移転建替)、といった解決策(これが全ての解決策の案というわけではありませんので、念のため…)から、最善解を導き出すためには、20年といった長期にわたるトータルコストの比較が不可欠となってきます。
この比較を行うときに重要となるのが、新施設を整備すると仮定したときの建設費用のうち、加茂市、田上町から捻出しなければならない自主財源分を如何に低く抑えることができるのかということ…
この検討に当たっては、一番有利な補助金の種類(補助率や補助限度額から選定)のみならず、「補助裏(建設費用から補助金を差し引いた額)」に対する有利な地方財政措置(地方債を発行する際の起債充当率、交付税算入率から有利な地方債を探す必要があるのですが、この点については改めて…)を探し出す必要があるのですが、こればかりはやはり担当省庁とコミュニケーションを取ることのできる政権与党の国会議員が必要となります。
いつ何時、致命的な故障をするかもしれない時期に差し掛かっているこのゴミ焼却場を眺めながら、或いは藤田市長、佐野町長とこの問題について直接意見交換をしながら、必ずお役に立ちたいと誓いを新たにしているところです。