
先週末から「たがみバンブーブー」が始まっています。
田上町の誇る資源(タケノコ)でありながらも放置竹林という負の遺産になりかねない現状を打破すべく、そして竹を田上町のアイデンティティに再構築すべく、昨年から始まったのが、竹資源の見える化、リデザイン化のイベントである「たがみバンブーブー」です。
2回目にも関わらず、大注目の「たがみバンブーブー」ですが、小中学生の竹あかりアート制作への参加、ボランティア活動グループ「たけのこ団」の創設など、新たな試みの目白押しなのもこの取組の大きな特徴となっております。
そんな新たな試みの中でも私が注目しているのがメイン会場の有料化です。
我が国の地域イベントは採算度外視のものが多く、せの結果持続可能性が心許ないものとなり、例えば行政からの支援が絶たれた瞬間から開催そのものが危ぶまれる状況に陥りがちです。
しかも、デザイン性が極めて高い「たがみバンブーブー」は、美術館に絵画を観に行く、或いは市民会館に音楽を聴きに行く、そのために料金を払うのと同様、知的財産性が高いイベントなのですから、むしろタダなのが不思議なほどです。
が…
やはり、新潟で有料化に踏み切るには相当な覚悟が必要だったはずです。
そこをやり切った実行委員会は天晴れです!
しかも私は気付いています。
有料化の真の目的は、ウェブ予約形式を採用することにより、来場者との直接的な繋がりを作っていくことになることを!
私もそうですが、私たち有料来場者は元来「たがみバンブーブー」のファンであり、田上町を好きになる可能性の極めて高い層ですので、そこでの繋がりづくりは今後の展開に素晴らしいパワーを与えてくれるはずです。
さぁ、皆さん!
田上町の幻想的空間「たがみバンブーブー」を満喫してみませんか!
皆様方のご来場を心からお待ち申し上げております。