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標題のとおり、それでもなお、竹には価値創造の可能性があります。

淡路島で最後にお邪魔した竹林では、NPOの皆さんの協力で竹が毎年安定的に切り出され、例えば杉本商店さんのような加工業者さんやメンマ加工業者さんの供給元となっているのですが(この伐採、搬出の作業に伴う人件費相当額まで販売収入が至っていない現実から目を背けてはなりませんが…)、このように人の手が入った竹林は美しい空間として新たな価値が創造されます。

こちらでも、各種イベントが開催されているようで、たしかにそれに相応しい空間が形成されております。

この空間を眺めて思い起こしたのが地元田上町の取組。

昨年初めて取り組んだ竹あかりプロジェクト「たがみバンブーブー」が想像を上回る反響を呼び、今年も観光庁からの補助金獲得に成功(実行委員会の皆様、おめでとうございました!)、竹を町のアイデンティティに据えた展開に益々拍車が掛かる勢いです。

ちなみに、田上町ではメンマ加工への挑戦も始めるとのこと。

このような田上町を始めとする負の遺産を正の資産に生まれ変わらせる取組を熱烈支援していく所存です!