この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2022年01月

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突然ですが、三条市長時代のブログ「三条市長日記」で不定期に投稿していた読書感想文をこのブログでも時々アップしていきたいと思います。

恥ずかしながらの告白ですが、三条市長退任後の日々の活動では「本を読もう」というスイッチが全く入らず、一冊も手にすることがありませんでした。

そんな中、新しい立場をいただき、かつ知り合いから「山口周さんの本は面白いから、是非読んでみて」と勧められ、久々に本を手にした次第…

それが本日ご紹介する「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」。

で、早速の読書感想ですが、本当におススメです!

前職の経験からか、「市長として(or市長時代の経験から)リーダーシップとは何かを語ってくれ」とのご依頼をいただくことが多少あり、その都度の講演では、ピーター・ドラッカーの「MANAGEMENT IS DOING THINGS RIGHT, LEADERSHIP IS DOING THE RIGHT THINGS(マネジメントとは物事を正しく行うことであり、リーダシップとは正しい事を行うことである)」を引用しつつ、主観的に構成しなければならない「正しい事」を導き出すために普段から心掛けていることとして、「とにかく意識的に(リアル場面でも仮想空間でも)たくさんの経験をすること」だとお伝えしていたのですが、何か言い足りないと思っていたんですね…

そのモヤモヤをこの本が解決してくれた!

やや極端ですが、それくらい共感できた、言い足りなかった「何か」を具体的に言及してくれた、そんな本です。

感性を磨くことの大切さを教えてくれるおススメの一冊です。

是非どうぞ!

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昨日のブログでも申し上げたとおり、昨年末に閣議決定された「パートナーシップによる価値創造のための転嫁円滑化施策パッケージ」に基づき、公正取引委員会の権限行使について、かなり積極的な方向に舵を切ることに伴い、事業者の皆様には留意いただきたいことがあります。

それは「あれは大企業向けのものでしょ」「自分たちとは直接関係ないものでしょ」と従来の延長線上の考え方を持ち続けることはあまり得策ではないということです。

今回の施策パッケージでは、①労務費、原材料費、エネルギーコスト等のコストの上昇分の取引価格への反映の必要性について、価格の交渉の場において明示的に協議することなく、従来どおりの取引価格に据え置くこと、②労務費、原材料費、エネルギーコスト等のコストが上昇したため、下請事業者が取引価格の引上げを求めたにも関わらず、価格転嫁をしない理由を文書や電子メールなどで下請事業者に回答することなく、従来どおりの取引価格に据え置くこと、が下請代金法上の「買いたたき」に該当する恐れがあることを公正取引委員会が明確化した上で、下請代金法の適用対象とならない取引についても、独占禁止法の「優越的地位の濫用」に該当する恐れがあることもまた、公正取引委員会が明確化することとしております。

その上で、中小企業庁が増強する下請Gメン、労働基準監督署による「買いたたき」事案の公正取引委員会への通報制度など、相当程度前広な情報収集システムを再構築し、昨日触れた重点3業種はもとより立入検査などの権限の積極的行使を示唆しているのですから、本来の「あるべき取引」を行うことが求められていると理解するべきなのかもしれません。

意識を切り替えることが如何に難しいかということは自分を顧みても十分に理解できるところですが、今回の施策パッケージによる真の理想的ゴールは、どの事業者も立入検査やその後の行政処分や罰則の憂き目に会うことなく、所期の目的を達成することにあります!

何卒、ご理解のほどを!

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先日拙ブログで宣言した「価格転嫁円滑化施策パッケージ」の私見を交えた解説の続きを…(先日言及した拙ブログはこちらから)

原材料費やエネルギーコストの上昇分、そして岸田政権が別の重点政策パッケージで推し進めることにより生じるであろう労務費の上昇分をどうやって実際に価格に転嫁させていくのか?(価格転嫁させる環境を整えていくのか?)

まさに、これこそが本施策の成否を決める鍵となります(これが成功すれば、マクロ的目標としての悲願でもある適度な物価上昇にも貢献することとなります)。

では、どうやって?

今回の施策パッケージについて、私はこれまでと異なる野心的挑戦であると評価し、期待を込めつつ、常に進捗状況を注視していくつもりなのですが、肯定的に強く評価する最大のポイントは、「お願い」ベースに終始せず、行政府の持ち得る権限を最大限活用する手法で施策パッケージを構成している点にあります。

この観点で施策パッケージを紐解いていきますと…

まずは本施策パッケージは、①価格転嫁円滑化スキームの創設、②独占禁止法の執行強化、③下請法の執行強化、④下請Gメンによるヒアリング等、⑤パートナーシップ構築宣言の拡大・実効性強化、により構成されているのですが、これだけを見ても「執行強化」など、これまで抑制的であった権限運用を積極的活用に大転換させていることがご理解いただけると思います。

その上で、個別に紐解いていきますと…

まずは「価格転嫁円滑化スキームの創設」ですが、表題の言葉の柔らかさとは裏腹に、相当程度踏み込んだ権限行使を視野に入れたものとなっております。

最大の特徴は、業種別の法遵守状況の点検を行う新たな仕組を創設した上で、毎年、法違反(価格転嫁を妨げる「買い叩き」など)が多く認められる業種を3つ選定し、当該業種の親事業者(取引で優越的地位にある事業者)全てに立入調査を実施する権限運用にまで踏み込んでいるということです。

これはかなりのインパクトを与えることが必至だと思います。

今までは、例えば、下請法に係る措置件数が年間8,000件程度に過ぎず、全国的に考えればかなり薄く、それぞれの当事者からみれば距離感のある(≒自分事にならずに済む)取組だったところが、ある分野に限定的とはいえ、津々浦々、隅々に至るまで、立入調査が実施され、価格転嫁がなされているのかどうかが第三者的にチェックされることとなるのですから。

敢えて大胆に例えれば、シートベルト着用義務が法制化され、全国的に抜き打ちで警察による取り締まりが行われた結果、(それだけが理由ではないものの、)シートベルトを着用することが一気に習慣化する、それくらいのインパクトを与えると思うんですよね。

と書いていたら、また文量が膨れ上がってきたため残余の紹介は後日に譲ることとしますが、今回の施策パッケージは、商慣習にどこまで公権力が関与するのかという観点からはかなり挑戦的取組であるが故に、産業界の中でも様々な意見が喚起されることになると思います。

それでも私は、価格転嫁することができず苦しんできた地元企業の皆さんの苦悩が解放されるだけでなく、マクロ的悲願をも達成できる可能性がかなり期待できる今回の野心的挑戦を歓迎したいし、高く評価したいと思います。

そして、今回の野心的挑戦の空気感が速やかに各市場に隈なく伝わり、最終的な権限行使に至る前に価格転嫁が実現することを望みたいと思います!

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冒頭からお詫びを…

価格転嫁円滑化施策パッケージの件、本日も落ち着いて書き込む時間が取れなさそうなので、明日に回したいと思います。

宜しくお願い申し上げます…

さて、今日も何かと忙しい1日が始まっております。

そんな中の密かな楽しみは食べること!

でも、この唯一の楽しみでもある食事の機会の確保も儘ならないのが現時点での悩み…

それだけ、スケジュールの自己管理ができていないということなのですが…

そんな私の朝食事情を少しだけ、ご紹介…

東京日程では通常朝8時から自民党の各種部会が行われ、そこから怒涛の如く日程が進んでいくため、寝坊助の国定には朝食を摂る暇は全くありません。

但し!

今日だけは例外。

朝からの会議が議連のような形のものになると、会費を積み立てているため、お弁当が支給されます。

そして、本日のお弁当がこちら。

ありがたく頂きます!

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突然ですが、仕事って、普段からの情報ストックが大きく左右すると思うんですよね。

何かが起きたとき、何かを起こすとき、何かの相談を求められたとき…

頭の中に「何か」を思い浮かべることができるか否か、頭の中に思い浮かべることができる「何か」をいかに豊富にすることができるのか…

これは、それまでに、自分自身がリアルな場面で、或いは本を始めとする擬似空間で、どれだけ経験、体験を積み重ねていたのかに全て依拠しているような気がするんです。

そして、自分の感性にハマったものは正々堂々と真似てしまえばいい!

それは即ち、学びなのですから!

ということで(どういうことで⁉︎)、私は時間があれば、意識的に出歩くようにしています。

いつかの「何か」のときのために…

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と講釈が過ぎましたが…

自分の感性にどハマりのものを見つけまして…

新潟県第4選挙区には、田上町があります。

田上町といえば湯田上温泉が有名なのですが、梅の産地としても頭角を表しており、道の駅「たがみ」でも梅をベースにした商品開発が進められております(梅の産地といえば、江南区亀田地域もあるのですが、今回は田上町の方がよりマッチしそうなので…)。

これはこれで素晴らしい取組なのですが、先日、生まれて初めてスカイツリーに行ったところ、梅干しを直球ど真ん中に据えた尖ったお店を見つけてしまいました!

梅干しとお茶、或いは梅干しとお酒をシンプルに味わう空間…

あるようでなかった、この発想!

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是非とも、「学び(まねぶ)」べきかと…

2月13日以降、田上町さんに情報提供したいと思います。

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