この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2021年06月


IMG_4951


私のYouTubeチャンネルにて今晩18時より配信する動画も、先週に引き続き、渡辺果樹園の渡辺さんをゲストにお迎えして、果樹農家の世界を語り合います!

今晩の内容も面白いので是非ご覧いただきたいのですが、この度の撮影で、渡辺さんから改めて感じたことがあります。

「果樹の世界とものづくりの世界は実は近似的ではないか⁉︎」と…

燕三条で作られる最終製品系のものづくりの多くは日用品、つまり日常生活において欠くべからざるものである一方、果樹もまた食べ物である以上ある意味日常生活において欠くべからざるものであります。

他方で、燕三条のものづくりが低価格競争から脱する道を模索できたように、果樹もまた、ある種の嗜好品として(少なくとも、主食たる穀物とは明らかに一線を画します)、農家ごとのブランディング、産地ごとのブランディング、或いはそれに見合った販路開拓をしていくことで、高付加価値化を実現できるのではないかと…

となると、政治行政としての果樹農家に対するスタンスはかなりクリアになります。

つまり、想定されるリスク(例えば、天変地異による不作など…)に対する保険制度の充実強化(製造業と比較して圧倒的に加入者が少ないことに対する手当など…)や各種投資に対する制度融資や財政支援制度の拡充を図ることはもちろんのこと、ブランディング支援や販路開拓支援といったアプローチといった、製造業に対する制度設計の援用が必要ではないかと考えるのです。

これで益々、我が国の果実は世界的評価を更に受けることができるかも!

早く仕事がしたいですな…


IMG_6140


時折拙ブログにおいて、「政治行政」という言葉を使っておりますが、「政治」と「行政」とは重複する部分はかなりあるものの、その性格、本質は著しく異とするものです。

「政治」は「行政」よりもアナログ的だし、直感的だし、定性的なもの。

何よりも「空気感」を察することが重要だと三条市長就任以来痛感してきました。

もちろん「空気感」を察した上で、それを見える化、言語化、仮説化し、政治プロセスを経て、行政化するまでが「政治」、その具現者としての政治家の役割なのですが、いずれにしても「空気感」を察しないことには全ては始まりません…

では、どのようにして「空気感」を察するのか…

もちろん昨日の県央基幹病院の事柄のように、その「空気感」が相当程度論理化、言語化されて、察知することもたまにはありますが、その多くは、無関係な何気ない日常の会話、雑談、場合によっては人々の表情によってしか察することができません。

それは決してアンケート調査のような形では手に入れることができません(アンケート調査を作成する時点で、空気感を察するプロセスは通り越してしまっていれのですから…)。

そのために私たちは意識的に街に飛び出し、家々や会社を巡るのです。

その象徴的な事例として、ワクチン接種のことを書こうと思っていたのですが、日頃感じている雑感はそこそこ伝わったような気がするので、今日はこれにて…


IMG_6119

突然ですが、先日の拙ブログで「『県央基幹病院 済生会に運営委託へ』との見出しが新潟日報の1面を飾ったのは先週のことでした。この決定は現時点で考え得る最適解だと思っていたので、現在は一市民ながら長年この課題の最前線で取り組んできた1人として、今回の決定を高く評価したいと思います。」と書きましたが、この私の評価をまずは撤回します。

撤回の理由ですが、誠にお恥ずかしながら、私は今回の運営先が「済生会三条病院」だと早とちりしていたからです。

でも、関係者にヒアリングしてみると、今回決定された委託先は「済生会三条病院」ではなく、「済生会新潟県支部」だとのこと…

しかも、「済生会三条病院」の表看板としての「済生会新潟県支部」でもないようで…

そうとなれば、話は大きく変わってくる可能性があります。

早速、状況の把握に努めていきたいと思いますが、事と次第によっては、県央地域の命を守るため、一市民に過ぎない立場ではありますが、私の持ち得る全ての力を駆使して、事態の打開に走らなければならないかもしれません。

私の直感が杞憂に終わればいいのですが…

ということで、今日この時点ではひとまず「前言撤回」に留めておきたいと思います。

それにしても…

(杞憂に終わるかもしれませんが、)懸念すべき事態が生じていることを現役の政治家の皆さんはそのアンテナ網の中で既に把握しているのでしょうか…

把握しているのであれば、どのように捉え、行動に移しているのでしょうか…

現時点で一介の市民に過ぎない私でさえ、少し情報収集に動いただけで、深刻な事態に陥りかねないシグナルを手にしたのに…

まぁ、いいです。

私は「この地に尽くす」という私の信念に従い、行動するまでです。


IMG_5832


「地方都市の首長経験者として、これから社会に出ようとする大学生に、地方の魅力を語ってくれないか?」

こんなお誘いを大学時代の同級生で、今は准教授となっている永野君から頂き、即決で快諾したのは、永野君が関西の名門甲南女子大に在籍しているからではありません(た、たぶん…)。

市長時代、毎年1〜2回程度大学でゲストスピーカーとして講義したことはあったのですが、女子大は初めて!(結局、女子大を意識している…)

IMG_5979

残念だったのは、現下のご時世に鑑み、リモート講義となったこと…(もはや一度は女子大に入りたかったという密かな願望を隠しきれていない…)

IMG_5838


久しぶりの講義、かつリモート講義でどれだけ想いが大学生に伝わったのかは分かりませんが、今回お引受けをして意外なところで為になったのは、10数年ぶりにプレゼン資料を一部分ではありますが、自ら作ったということ!

考えてみれば、34歳で市長になってからというもの、プレゼン資料の作成は有能な職員におんぶに抱っこでしたから…

ちなみに、このプレゼン資料はスマホで作りました。

便利な時代になったものです。

IMG_5980


お世辞だとは思っておりますが、私の講義を傍聴していただいた永野君の同僚の先生方からお褒めの言葉をいただいたのがせめてもの救いでした。

甲南女子大学のアットホームな雰囲気がヒシヒシと伝わってきましたよ!

というわけで…(どういうわけで⁉︎)

キャリア教育、防災、まちづくり、地方創生などなど、講義、講演は慣れているつもりです!

是非とも、お声掛けくださいませ!(永野君、ありがとう!聴講いただいた学生の皆さん、ありがとうございました!)


IMG_5990


「三条市の宝」下田郷に位置する道の駅「漢学の里しただ」に、県内初にして、投稿した現時点で唯一の「新型コロナウイルス感染防止対策認証飲食店」となった「農家レストラン庭月庵悟空」があります。

よって、新潟県で一番安全で安心できる飲食店と言い切っていいでしょう。

ですから、ワクチン接種を2回終えた方はもちろんのこと、そうでない方も現下の新潟県内の状況では大丈夫ですので是非大手を振ってご来店いただき、店内のごく常識的なルールの下、会食をお楽しみ下さいませ!

IMG_5987


ちなみに、私のダントツでのおススメは冷たいお蕎麦。

店内で蕎麦粉を挽き、手打ちした蕎麦ときたら…

もう、文句なしの絶品です!

是非是非お試しあれ!

IMG_5983


それにしても、佐野駅長の決断力、行動力はハンパないな…

新型コロナ禍より遥か前、私の不注意でこの道の駅の経営状況が危険水域一歩手前まで悪化してしまった折、無理にお願いをして急遽投入したのが佐野駅長でした。

以来、1会計年度内で経営を立て直し、今では数々のプロジェクトを世に送り出し続ける名駅長となったことは皆さんご存知のとおり!

IMG_5981


私は本当に素晴らしい方々に恵まれていました。

果報者ですっ!

このページのトップヘ