この地に尽くす!〜国定勇人(くにさだいさと)の日記〜

自由民主党新潟県第4選挙区支部長(前三条市長)の国定勇人(くにさだいさと)です。 自分の思い、日々の活動、第4選挙区内の様々なこと、プライベートなことなどを徒然なるままに書き綴ってまいります。 気楽にお付き合い下さいませ。

2021年01月


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先日、燕三条地域で一番謎の会社「mgnet」の武田さん(mgnet自らが標榜する「謎」具合については、私のYouTubeチャンネルで武田さんをゲストに迎え、解説いただく予定です!)が「以前お話をしていたものが遂に世に出ることとなりました」と持参いただいたのが一冊のマンガ。

それが、ものづくりのまち燕三条地域を舞台とした、しかも鎚起銅器職人を主人公とした「クプルムの花嫁」です。

今やマンガは世界全体に波及していく、我が国が誇る抜群の訴求力を持つコンテンツ。

しかも、ニッチでディープなファン層がこの「クプルムの花嫁」のファーストタッチとなる点では、分野は違えども同じ「ニッチでディープな」市場を追い求める燕三条地域の地場産業にとっては意外にも親和性があり、今までにない形での起爆剤となるかもしれません!

こうしたところに鋭い嗅覚を持ち、漫画家さんとの伴走役を果たしたmgnetさんはやはり、燕三条地域にとっては不可欠な「謎」の存在なんだなぁ…と、つくづく感じてしまいます。

(この点については、先述のとおり後日、武田さんをゲストに迎え、私のYouTubeチャンネルで解説いただく予定です!)

さて、漫画家のnamoさんがそもそも何故、燕三条地域に着目したのか…気になりませんか?

その答えはこの漫画のあとがきで触れられておりました。

どうやら、namoさんは、中川政七商店さんが発信している「さんち〜工芸と探訪〜」の中から燕三条地域に関心を持たれたようです。

何たる偶然!

ここ数日、拙ブログで中川政七商店の名前が連呼されておりますが、本当に偶然なんです…

これは…

また、中川さんと久しぶりに再会せよ!との神の啓示なのかな⁉︎

いずれにせよ!

「さんち〜工芸と探訪〜」は面白いコンテンツです。

是非とも覗いてみてくださいませ!(コンテンツの奥深いところに、私が登場する回も眠っております…本当にヒマな方のみどうぞ…)


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昨日の新聞に「雇用助成特例再延長へ」の見出しが踊りました。

新型コロナウィルス感染症の感染拡大が社会経済活動に著しく影響を与えた昨年、三条市長として陣頭指揮を執ってきた私の、この記事を読んだ正直な率直な感想は「これで地域経済は少なくとも首の皮一枚は繋がった…」でした。

新型コロナウィルス感染症の感染拡大が社会経済活動に著しく深刻な影響を与えている局面において、政治行政が経済対策として最優先に取り組まなければならないことは、兎にも角にも、企業や商店、飲食店や個人事業主など、ありとあらゆる経済主体を守り抜くということです(これは直ちに働く方々の生活を守り抜くことをも意味することは論ずるまでもありません)。

何故ならば、今般の社会経済活動に著しく深刻な影響を与えているのは、まさに上述の言葉のとおり、経済なのではなく、新型コロナウィルス感染症そのもの、或いは新型コロナウィルス感染症が私たち一人ひとりの心にもたらす不安だからです(経済主体を構成している何人たりとも原因者ではないからです)。

そして、経済主体を守り抜くのに必要な経済対策はズバリ固定費に対する支援、しかも(持続化給付金のような渡し切りではなく)影響を受け続ける間の固定費に対する継続支援、これしかないとかねてから考えております。

そういう意味で、リーマンショック時に比べて異次元に深掘り幅広な支援が政府与党によって導入された雇用調整助成金の特例措置が少なくとも3月末まで延長の方向で検討に入ったことは、まさに朗報!

本当に良かったと思います。

残るは、雇調金の特例措置によって救われる人件費(これによって従業員の暮らしは守られます)を除く固定費に対する継続支援を如何にせむかということ…(このこと次第で、経済活動を再開する際に不可欠な上述の経済主体という細胞(=従業員が帰るべき「器」)が守り抜かれるかどうかの帰趨が決まります)

今月末に期限を迎える家賃支援給付金の延長が見られないことはいささか残念でありますが、元々固定費の中でも家賃だけを切り出して支援スキームを構築するのは少しバランスに欠いておりましたし、そうした支援スキームを再構築して最適化された支援策で臨むまでの間は、都道府県や市町村に交付されている新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金の中でそれぞれがそれぞれの地に相応しい工夫を重ねた支援策を打ち出すのも結果的には筋の良い話なのかもしれません(三条市では既に継続的な固定費補助を創設しております)。

いずれにしても、今は待ったなしの状況です。

一刻も早く、新型コロナウィルス感染症対策関連が盛り込まれた第3次補正予算の成立、執行を望むばかりです。

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巡り合わせというのはあるのですね…

「栃尾の織物は必ず反転攻勢ができる。但し、良きキュレーターがいれば…」ということを、中川政七さんとか山田遊さんを引き合いに拙ブログにて主張しようとしていた矢先、ピッタリのこの本が送られてきたのですから…(栃尾の織物については昨日のブログをどうぞ…)

この本「ブランディングデザインの教科書」の著者である西澤明洋さんは、「三条の鍛治業界を何とか再生させたい」「そのために不可欠な存在である良きキュレーター(当時はそんな言葉は存在しませんでしたが、ここでいうブランディングデザイナーのことですね)がどこかにいないものか…」と焦燥感に駆られていた時に巡り会った方でした。

その時の講演内容が新鮮で、斬新で、「これだ!」と思ったことを今でも忘れることはできません。

残念ながら、その当時の西澤さんは私たち三条市の懐事情にとっては既に大きすぎる存在で、直接のご縁をいただくことはありませんでしたが、彼との巡り合いがきっかけで、わらしべ長者的に先述の中川政七さん、山田遊さんに出会い、庖丁工房タダフサさんの一番星的活躍、そして燕三条工場の祭典を通じた産地全体の起死回生的再生に繋がったことを鑑みれば、三条、いや燕三条地域にとっての福の神と言っても過言ではありません。

前置きが長くなりました。

この本、無茶苦茶いいです!

中身は敢えて申し上げませんが(キーワードだけ並べても本質が伝わらない気がして…)、ただ単に1つの企業のリブランディングの本なんだとタカを括らず、当該地域の産業全体、或いはまちづくり、もっと平たく言えば地方創生に携わっていたり、関心を抱いている方々には必ず読んでいただきたいです!

その考え方はもちろんのこと、方法論がかなり明確に示されております。

ということで、全く読書感想文になっていませんが、とにかくおススメです。

しかし、よくぞまぁ、ここまで「言語化」に成功しましたねぇ。

また、お会いしたいな!


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私が現在政治活動を展開している新潟県第4選挙区には、「栃尾の織物」と「見附のニット(編物)」という2大繊維産地があります(正直なところ、私は昔から自分の着る服には無頓着で、「織物」と「ニット(編物)」に違いがあるということすら分からず、今回の訪問でその違いを初めて知ったほど…その違いについては今回の話の本筋から離れますので割愛しますが、ご関心のある方はこちらをどうぞ)。

このうち、今回は「栃尾の織物」の話題をば…

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少し旧聞に属する話題となりますが、今回の話題に触れるきっかけとなった栃尾の織物メーカー「山信織物」さんにお邪魔したのは今から1か月くらい前のことでした。

工場に整然と立ち並ぶ機械の数々…

そして、それらの機械を自らの手足の如く操る職人さん達…

そこには、確かな技術が息づいておりました(関連記事はこちら)。

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でも、繊維産業といえば、我が国においては苦戦を強いられている分野の代表格であり、栃尾の織物産業もその流れに抗うことができず、かつて100社以上が加入していた栃尾織物工業協同組合の会員は現在11社、生産高を紐解いても昭和59(1984)年の約408億円をピークに、平成29(2017)年は約30億円と、数字だけを見れば相当厳しい状況に追い込まれているであろうことは想像に難くありません。

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ですがっ!

山信織物さんからお話を伺ってみると、まだまだ反転攻勢に打って出るだけの可能性がかなり秘められていると確信しました。

そう確信した理由は幾つかあるのですが、その最たるものは、①問屋ではなくメーカーであるということと、②製造している製品のほぼ全てが生地そのもの(=BtoB)であり最終製品(=BtoC)にはほぼ手を染めていないということ。

これはもう、伸びしろが無茶苦茶あるということにほかなりません!

後は、今の三条の鍛治業界が中川政七商店の中川政七さん、methodの山田遊さんという「ブランディングデザイナー」という伴走者を迎え入れたことによって再生どころか活況を呈する状況に至ることができたように、良き「ブランディングデザイナー」と巡り合うことだけっ!(この「巡り合い(+伴走に要する費用支援)」こそ、政治行政の役割であるというのが私の信条なのですが、その点については改めて…たぶんYouTubeチャンネルにて…)

この巡り合いの仲介者こそ、私がやるべきこと!

そんな折、偶然にも旧知の「ブランディングデザイナー」から新著を送っていただきました。

この中で紹介されていた実践例がまさに近似値!

ということで、明日はそのことを紹介したいと思います。


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この土曜日は珍しく、打合せや面会などで終日、事務所で過ごしました。

それぞれが充実の内容でしたが、個人的に強烈な体験として深く印象に残ったのが、YouTube撮影!

私国定勇人、恥ずかしながらYouTubeチャンネルを開設したのですが、具体的なコンテンツを装填した上で、しかもゲストをお迎えしての撮影はこの日が初めてだったので、本当に新鮮でした。

まずは、ご本人にとって幸か不幸か初回ゲストとして(初回が彼であったことは彼自身はおろか、私も存じ上げませんでした…)出演いただいた「幾つもの顔を持つ男」結城さんに、心から感謝申し上げたいと思います!

本当にありがとうございました。

(結城さんには「『三条マルシェの作り方』を共に語って下さい」とお願いしてご出演いただいたのですが、直前の打合せで私の我儘を聞き届けていただき、全くジャンルの違うお話も収録させていただきました!いずれも動画公開のタイミングでおしらせしますのて、是非ともご覧下さいませ!)

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それにしても…

YouTube撮影は本当に大変!

実は「どんな動画作りましょうかねぇ」と題した動画を先日アップさせていただいたのですが、あれは完全アドリブだったので、打合せも全くない一発撮りの撮影時間は10分程度だったのですが、編集には3時間も要したとのこと!(編集は全て加茂市議会議員の森さんにお願いしました。本当にありがとうございます!)

それが今回は、いよいよコンテンツが装填されるため、結城さんとの打合せ、ボードへのレジュメ書き、撮影まで、丸々半日の時間が…

まだまだ駆け出しのYouTuberですが⁉︎、今回だけでも、ほぼ毎日のように動画配信しているYouTuberがいかに大変な労力を費やしているのかよく分かりましたし、僕の大好きな ikko’s films のikkoさんもサラリーマンをしながらあれだけのクオリティの動画を週2回ペースでアップできるのかが信じられない…

でも、やり始めたからには、多くの皆さま方を巻き込みつつ⁉︎、私の政治信条である「この地に尽くす!」具体的落とし込みである地域発の取組を紹介していきたいと思いますので、新潟第4選挙区の皆さま方には是非とも、願わくば、それぞれの地域のまちづくりの皆さま方にも拙YouTubeチャンネルをお目通しいただければと存じます。

何卒宜しくお願い申し上げます!

あっ、そうそう。大事な告知を忘れておりました。

出来栄えの99%を左右すると言われる⁉︎敏腕編集者の森加茂市議と相談した結果、毎週水曜日18時に動画更新をすることになりました!

ということで…

「三条マルシェの作り方」(第1回)は明後日20日18時に公開致します!

是非とも、ご覧下さいませ!(チャンネル登録も、ポチッとな!ということで宜しくお願い申し上げます)

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