IMG_0188


皆さんは、日本国政府が英国政府に貸し付けている駐日英国大使館敷地の一部が平成27年8月に返還されていたことをご存知でしたか?

お恥ずかしながら、私は環境大臣政務官に就任するまでは全く存知上げませんでした。

調べてみると、半蔵門の向かいに位置する駐日英国大使館敷地は、明治5年(1872年)、副島外務卿より「英国公使館地所證書」を交付し、英国に貸付を開始したのが始まりで、以来約150年間、英国大使館として利用されているのだそうです。

環境省では、この返還地を国民公園(皇居外苑)として皇居周辺の美観、静穏性を維持しつつ、皇居西側の緑地等と一体的に整備することとし、事業を進めてまいりましたが、先週15日より「国民公園皇居外苑半蔵門園地」として供用開始することとなりました。

駐日英国大使館の跡地であった歴史的背景を利用者に感じてもらうため、植栽、石垣、腰壁やローズポール等は英国を象徴するイングリッシュガーデンを取り入れたデザインとしているとのことですが(不案内なもので伝聞調で申し訳ございません…)、私がお邪魔した16日も、多くの皆さんが来園され、寛いでいらっしゃいました。

何はともあれ、百聞は一見に如かず!

近くにお立ち寄りの際には是非どうぞ。

コンパクトながらも落ち着いた空間を堪能いただけると思います。