
今年も3月11日を迎えました。
今年はご縁を頂いて、福島県楢葉町にあるJヴィレッジにて「あの刻」を迎えたのですが(このことについてはまた改めて…)、そこで偶然にもお会いできたのが、なみえ創成中学校の馬場校長先生。
馬場先生とは東日本大震災からのお付き合いがあります。
と申しますのも、発災直後、馬場先生を除く馬場さんご家族が南相馬市から三条市に避難されてきて(当時はバス8台を皮切りに合計約850名の方々が借上バスにて浜通りから三条市に集団避難されて来られました)、数ヶ月に及ぶ三条市内での避難所生活を経て、我が家の近所にて避難生活を数年間送られたからです。
この間、家族同士のお付き合いをさせていただき、それは今もなお続いているのですが、それとは別に、馬場先生から浜通りの教育現場から見える風景、しかも時々刻々と変わる風景を直接伺うことができたのが、三条市長として、衆議院議員として、どれだけ助かったことか!(昨年の初夏には、馬場先生のお取り計らいで、衆議院議員同期となみえ創成小中学校にもお邪魔させていただきました)
(事ほど左様に、被災者に対する支援というものは決して片務的なものではなく、周りまわって、完全に双方向的なものであり、きっかけは不幸な事態によるものであったかもしれませんが、それも含めて、時間をかけてお互いにとっての「ご縁」と化すに過ぎないんだということを感じ取っていただければ幸いです)
そんな馬場校長先生も今月で定年退職を迎えられます。
本当にお疲れさまでした。
こうしたタイミングで再びお会いできて、本当に良かったです。
そして、新たな立場で、でも変わらぬご縁の中、更に変化していく新たな風景に期待しております!
取り留めもなく書き綴りましたが、特に中段の括弧書きに共感いただければ幸甚です。