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田上町商工会新年会で行われた青年部が昨年取り組んだ竹あかりイベント「たがみバンブーブー」をテーマとしたパネルディスカッション。

私はこの設えに、何故昨年の取組が上手くいったのかの答えを見た気がしました。

その答えとは、田上町商工会新年会というルーティンの権化と言うべき年中行事、しかも親会の年中行事に、青年部がパネルディスカッションという変化球を申し出て、それを快く親会が受け止めたという図式。

イベントを発案したのは青年部だったのでしょうが、それを後ろからそっと後押しした(≒足を引っ張らなかった)親会の姿勢にもエールを送るべきかなぁと思いました。

パネルディスカッションでは、①田上町のアイデンティティを「竹」に絞るということは決して他の資源を切り捨てるということではなく、むしろ他の資源にも結果的に光を当てることにも繋がるということ、②今回のイベントにおけるCHIKAKENさんのように、町外であってもそれを得意とする人的資源は使い倒した方がコスパがいい(100%自己調達する必要はない)、③竹のバイオマス発電やメンマづくりのように、一過性のイベントに止まらず、竹が持つ地域課題を解決する仕組みを内包化した方が持続可能性を手に入れやすいのではないか、ということを申し上げたところですが、発言した以上、責任を持って、今年の取組に貢献してまいります。

というわけで、本年も「たがみバンブーブー」を宜しくお願い申し上げます!(パネルディスカッションでは言及しきれませんでしたが、イベントそのものの有料化と(それに伴う)顧客との紐付けによる双方向性の確保、インバウンド向けの仕込みも一考の余地があるかと…)