IMG_9192


先日行われた岸田総理による施政方針演説。

この施政方針演説の推敲に際しては、少なくとも私が知る官僚だった20数年前から現在に至るまでずっと、原案が作成された後関係省庁に対し、該当部分のみの確認照会が来るという「短冊照会」方式が採られております。

私は環境大臣政務官の立場で、環境省関係部分の「短冊」に触れることとなるのですが、官僚だった旧郵政省時代と比較して驚いたのが、環境省の「短冊」の分厚さ!

GX(グリーントランスフォーメーション)の一翼を担っていることがその分厚さの主要因であることは申し上げるまでもないことではありますが、環境省が担う領域が国家的にも主たる領域にあることを改めて気付かされ、気の引き締まる思いであります(旧郵政省の「短冊」照会部分がどこなのかは存知上げませんが、もしDX全般が含まれているとすれば、それはそれで隔世の感があり、ただただ感慨深いです)。

そんな施政方針演説でしたが、「短冊」の中で(ありがたい意味で)「あれっ⁉︎」と思った箇所がありまして…

そのことを書こうと思ったのですが、ちょっと時間切れになってしまったので、次回に回したいと思います。