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先日、放置竹林対策の難しさ、そしてそれを克服するための淡路市さんの竹バイオマスへの挑戦について環境省内で協議をしていたところ、とある省員が「たしか小田原市で放置竹林からメンマを製造している方々がいたはずです…」と衝撃なひと言が発せられました。

何が衝撃かといえば…

ラーメン の具材として使われているメンマの原料は「麻竹」という台湾や中国南部が原産の品種でしか成り立たず、日本では育たない品種なのですから!(日本の「真竹」や「孟宗竹」では繊維質を「麻竹」ほど柔らかくすることができず、メンマ特有の程良い食感が得られないのです。ちなみに、メンマは「らーメン用の麻竹(マちく)」が名前の由来とも…)

それを知っていた私は「それはあり得ない。それができたらラーメン業界に革命が起きる」ともちろん一笑に付していたのですが、その数日後、再びその省員が別の省員を連れて現れ、「彼は小田原市から出向で来てもらっている省員なのですが、やはりメンマ生産に成功しているようです」と渡されたのが上の写真。

これは試してみる他ないでしょう!

ということで、政務官室はあっという間に試食室へ。

忖度なしに申し上げると、流通しているメンマと全く遜色ない!

本当に驚きです。

伺うと、製造にチャレンジしているのはマンマメンマさんという女性中心のチームで取り組んでいるのだとか!

一度、メンマの製造工程をYouTubeで観たことがあるのですが、「麻竹」でさえ恐ろしく忍耐力を伴う工程なのですから、「真竹」「孟宗竹」で取り組むとなると…

脱帽するほかありません!

マンマメンマさんの取組が無事商流に乗るといいですね。

応援します!