
先ほどの参議院本会議において「公職選挙法の一部を改正する法律案」が可決され、衆議院選挙区の10増10減、並びに新区割りが確定することとなりました。
今年6月の衆議院議員選挙区画定審議会による新区割り案確定後、マスコミを始めとする各方面から「国定は次の総選挙ではどこで戦うつもりなのか?」と問合せを多数いただいてまいりましたので、ブログという媒体ではありますが、ここに改めて自分の考え方を申し上げたいと思います。
これまで、ありがたくもマスコミを始めとする皆様方から「次の選挙はどうするのか?去就如何?」とのご指摘をいただいてまいりました。
それに対する私の答えは実にシンプル。
「私が現在の地位で仕事ができているのは、直近の選挙で有権者の皆様方から投票していただいたおかげ。その有権者のために等しく全力で仕事でご恩返しし続けなければならないし、そうであるよう意識し続けなければならない」
今も変わらず(過去を辿れば、三条市長選で初当選させて以来ずっと変わらず)、素直にそのように思っているのです。
本当に…
区割り確定という環境変化の中、敢えて言葉を足せば、ここで私が「次はこの選挙区で!」と口に出せば、否が応でも、私が目指すと明言した新選挙区の有権者の皆さまと私、そしてそうでない選挙区の有権者の皆さまと私、との距離感には違いが生じざるを得ず、それは即ち、先に申し上げた「等しく全力で」の環境を守るどころか、自ら壊す方に加担してしまうことになってしまうのです。
それは私自身の心掛けで収まる話ではありません(私が離れてゆく選挙区に在住している有権者であれば、もし国会議員に相談したい事象が生じたとしても、去りゆく代議士になかなか相談などできない…そういうことです)。
そして、それは「この地に尽くす!」を政治信条とする私には、決して看過できる話ではありません。
ですから、新区割りが確定したからといって、「次はこの選挙区で!」と少なくとも公の場で明言することはありません(自分の信条に照らして明言してはならないということです)。
何卒ご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
ただ…
今ほど申し上げた、云わば理想的な言葉とは裏腹に、私たちは常在戦場の認識の下、常に次の選挙を意識していかなければなりません。
私たちが意識しなければならない相手はただ1つ。
自由民主党と議席を争うこととなる野党の候補者です。
私がお世話になっている新潟県第4選挙区は新区割りで4分割されますが、どの新選挙区も非常に強力な相手になることが予想されています。
ですから、新区割りの下、一刻も早く、自民党支部長を選出していかなければなりません(そういう意味でも、先日の高鳥県連会長による統一地方選までに新支部長を決めていきたいとするスケジュール感は大賛成です)。
その点については、(繰り返しになりますが、決して公の場で明言することはありませんが)私も当事者として、その都度その都度、自分なりに冷静に判断しながら賢明に対処、貢献してまいる所存です(敢えて付言申し上げますが、「自分なりに冷静に判断しながら懸命に対処、貢献」していくわけですから、特にマスコミの皆さんが「あっ!」と驚くようなトリッキーなことは想定しづらいとご考察いただければ幸いです)。
本件に関する私の考え方は以上です。
従いまして、マスコミの皆さまにお願いです。これ以上のこともこれ以下のことも一切ございませんので、この文章を煮るなり焼くなりして記事化していただければ幸いですし、歪んだ形で伝わっては有権者の皆様にも申し訳ないので、本件に関する個別取材はお控えいただけると助かります。
何卒宜しくお願い申し上げます。