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とある日の夕食。

三条の自宅で食卓を囲んでいると、「今度、紹介したいヨーホーカがいるから、日程を確保して」と家内から頼まれました。

ヨーホーカ?

よく分からないまま、家内に連れて行ってもらったのが新潟市秋葉区の県立植物園。

そこで待っていたのが若い女性。

「これから現場にご案内するので、付いてきて下さい!」と颯爽と軽トラに乗り込み、軽快に疾走する若い女性。

しばらくして到着した場所もいわゆる秋葉丘陵。

そこには更に若き男性が笑顔で待っていました。

「早速巣箱にご案内しますね」と向かった先にあったのはミツバチの巣箱。

そうです。

ヨーホーカは養蜂家。

若き夫婦が営む橋元養蜂園さんだったのです。

こんな身近なところで、養蜂業を営んでいる、しかもまだまだ若い段階から営んでいる方がいるだなんて、想像だにしませんでした。

それから約2時間は本当に学びの連続でした。

収入源は蜂蜜だけではなく、果物の受粉を担うミツバチを園芸農家にレンタルする、その収入もかなりのウェイトを占めること(イチゴがあの形になっているのはミツバチのお陰なんだそうです)。

農業(特に農地)と養蜂業との法的関係が難しいこと(この点は私が宿題として持ち帰り、農林水産省に確認したところ、かなり整理できたので、少しはお手伝いできたのかな⁉︎って思っています)。

それ以外にも、ミツバチそのものの繁殖のご苦労、国内の養蜂家が少ないために関連器具が海外産ばかりで質が高くないこと(この点は、ものづくりのまち燕三条の真骨頂。アイデアを形に変える拠点に繋ぎました。うまくいくといいですね)などなど、養蜂業を取り巻く環境をゼロから学ばさせていただきました。

こうした若き挑戦者には、是非とも頑張っていただきたい!

皆さま、橋元養蜂園を宜しくお願い申し上げます!