
先週の衆議院環境委員会において、環境大臣政務官として初めて答弁に立ちました。
三条市職員として3年間、三条市長として14年間、議会答弁に立ち続けてきたので、答弁には慣れているつもりでしたが(特に、三条市職員時代は、事前通告が全く存在しない委員会質疑にも臨んでいたため、かなり鍛えられました…)、やはり国権の最高機関である国会という重みはそんなキャリアなど歯牙にも掛けないものがありまして、独特の緊張感がありました。
ちなみに、どんな質問だったのかというと、旧統一教会関係と4パーミル・イニシアティブ…
4パーミル・イニシアティブは温室効果ガス削減にも資する取組の1つなので、まさに環境行政ど真ん中であり(環境委員会は与野党の基本的立場が概ね一致している政策分野を取り扱うので、建設的な意見の積み重ねができる傾向が強いようです)、私も事前レクを通じて理解を深める良い機会となったのですが(市長時代もそうなのですが、議会での答弁は行政課題への理解を深める絶好の機会となります。自分自身の関心分野とは異なる、質問者が関心を持つ分野において、質問者の考える政策アプローチを知り、それに対して、何らかのリアクション(答弁)をしなければならないのですから…)、旧統一教会の方はちょっと…
私自身、旧統一教会と一切の関わりがないので余計にそう思うのかもしれませんが、わざわざ全ての常任委員会で各省庁の政務三役1人ひとりに確認の答弁を求めなくても、もう少しやり方があるのではないかと思ってしまいます。
各常任委員会で、この確認作業だけで、野党の持ち時間凡そ5分を割いてしまうのですから…
私の初答弁が旧統一教会関連になってしまったというモヤモヤ感が余計にそうさせてしまうのかもしれませんね。