
君は「たがみバンブーブー」を知っているか?
と、超上から目線で申し上げましたが、かくいう私も、このプロジェクトに要する費用に対する財的支援を行う観光庁の補助金獲得のお手伝いをさせていただいただけで、その具体的取組そのものには何らの参画もしなかったので全く他人のことを言える立場ではありません。
が…
一言で言えば、このプロジェクト、今後の田上町の「核」「アイデンティティ」を形成したと言っても過言ではないスマッシュヒット級の大ヒットプロジェクトだと思っております。
田上町にはもちろん様々な誇るべき地域資源がありますが、湯田上温泉を除けば、「これぞ!」という田上町民が異口同音に唱えるアイデンティティとなるべき核がありませんでした。
その中で、プロジェクトメンバーが目を付けたのが竹でした。
田上町は美味しいタケノコの「知る人ぞ知る」産地でもあります。
このタケノコが育つ竹林に目を向けたところにも、その慧眼にただただ敬意を表するほかありませんが、更にプロジェクトメンバーの凄みは、総合演出を田上町の外から招聘し、しかも地元メンバーと融和的関係を構築しつつ(想像するにでありますが…)、プロジェクトを展開したこと!
そして、タケノコの産地としての「質感」の見える化をここまで引き出してきたことが何よりも素晴らしい。
観光からタケノコを中心とする産業、ひいては環境や文化までに訴求しそうな、そんな予感しかしません!
「燕三条工場の祭典」の田上町版がここに誕生したとでも形容すればいいのでしょうか⁉︎
このプロジェクトですが、今月いっぱいまでイベントとして展開中です。
是非是非、お立ち寄り下さいませ!
(いつの日か、総合演出の竹あかり総合プロデュース集団「CHIKAKEN」さんにお会いしてみたいものです)