田上町にある後藤大橋の交差点。
この一見何気ない交差点がNHKの全国ニュースで取り上げられました。
理由は交通事故のあまりの多さ。
交通量が決して多いとは言えないこの交差点が新潟県ワースト5に入る交通事故の多さなのです。
これまで、地元の渡邊町議を始め関係者が事故の再発防止に取り組み、私も衆議院議員就任後はその仲間に加わらせていただき、県警本部長への直接要望をお願いしたりしてまいりましたが、今般、県警さんと新潟県さんの方で、ハンプの設置など幾つかの対策を組み合わせた実証的取組を行っていただくこととなりました。
警察官人形を設置いただいた交通安全協会の皆さま方も含め、迅速に対応いただいたことに、心からの感謝を申し上げます。
にも関わらず、事故が残念ながら減ることはありません。
どころか、私たちの現場確認が終わった数日後にも交通事故が発生してしまいました。
これで、今年に入って15件目です。
確かに見通しの悪い交差点ですが、視覚的要素だけではこの件数の多さは説明が付きません。
最大の要因はカーナビの誘導にあると見ています(実際に警察への事情聴取では、事故者の多くが町外、県外の方々で、カーナビの指示により誘導されていた様子。近くに堤防の県道、国道のバイパスが走っているにも関わらずです)。
県警からは車載カーナビ搭載事業者に対して優先道路指定からの解除を要請しているところですが、問題はスマホの地図アプリです。
実際、私も自宅から新津まで、スマホの地図アプリでカーナビ設定すると、この町道、つまり生活道路の後藤大橋に誘導されてしまいます。
で、問題は、この業界がどこに問題解決のスイッチがあるのか分からない魑魅魍魎の世界(少なくとも私たちから見た世界では…)でありまして…
ここに衆議院議員である私の新たな出番ができたのかな⁉︎と自覚しながら、問題解決に向け、食い込んでいく所存です。