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雪国に位置する都道府県、市町村のみが住民の暮らしを守るために毎冬実施するのが除排雪という行政サービス。

私の国会初質問でも、実際の除排雪に要する費用と国のナショナルミニマム的な財政裏付けの間に相当なギャップが生じている結果、これらの地方自治体が毎年のように、自主財源を持ち出さざるを得ず、雪の降らない地方自治体では経験することのない財政の不安定さに苦しんでいる実情を、三条市や加茂市を例に取り上げ、特別交付税の改善を取り上げたところですが、「私たちは三条市や加茂市どころではないのです!」と泣きつかれたのが新潟市さん。

実際に話を伺ってみると、目を覆いたくなるほどの状況でありました。

毎年必ず発生する除排雪費用のうち、ナショナルミニマムを達成するための地方交付税制度によって手当されている交付税交付金の補填割合が平均しても2割に満たないのですから…

ということで、昨日、新潟市に関係する国会議員が新潟市長さんに随行する形で、党本部の麻生副総裁、鈴木財務大臣、そして担当省庁の総務省に、具体的な改善提案を持ってご説明に上がりました。

今回の提案の最大のポイントは、本丸中の本丸である普通交付税そのものに切り込んだこと!(私が国会質疑で取り上げたのは云わば搦め手ともいうべき特別交付税でありました)

しかも、誰からも後ろ指を指されない客観的データも具備した上で!

再来月にも出るであろう結果を待ちたいと思います。

それにしても…

新潟県第3選挙区の斉藤ひろあき代議士の仕事の早さ、地に足の付いた仕事の進め方には、本当に脱帽です。

良き先輩に恵まれました!