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今週月曜日に同期同士で行った福島県浜通り地方の復興視察の報告の続きを…

今回報告の舞台は南相馬市(プラス浪江町)。

南相馬市といえば、東日本大震災発災時、南相馬市から三条市へ集団避難(3月16日から17日にわたり、500人近い被災された方々がバスに分乗し、着の身着のままで避難してきました)されて来られて以来、極めて深い間柄。

そういう間柄だからこそ、南相馬市の現在を生の言葉で聞かせていただけるだろうと、趣旨を予め申し上げ、南相馬市長さんを始めとする南相馬市の皆さまから貴重な意見交換の場を設けていただきました。

こうした私たちの願いを叶えるべく、よくある視察資料ではない、真の意味での「市民感情」に触れることのできる資料と説明で応えていただき、本当に有意義な場となりました。



生の声といえば、今回の視察で最も期待していた場の1つが浪江町立なみえ創生中学校の校長先生との意見交換。

実は、この校長先生のご家族が、先に触れた集団避難で三条市に来られ、我が家の近くで数年間長期避難されたことが縁で家族ぐるみのお付き合いをさせていただき、校長先生が震災後今日現在に至るまで、僅かな期間を除けば、浜通り地方の現場でずっと子ども達の様子を見続けてきたことを知っていたからです。



生々しい意見交換だったので、その内容を詳らかにすることはできませんが、現場の声を直接聞かなければ決して知ることができなかったであろう数々の実情を知ることができましたし、併せて支援の難しさという重い宿題を課せられた、いずれにしても本当に意義深い貴重な機会となったことだけは報告させていただきます。

やはり現場の空気を直接感じるのは必要ですね…

これは私の「この地に尽くす!」実行にももちろん通ずること。

気持ちを引き締め直して、地元を回りたいと思います!