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一昨日の国会質疑デビュー戦の続きを…

一昨日、昨日の2日間行われた衆議院予算委員会分科会は自民党1年生議員が質疑に立つ絶好の機会であり(自民党国会対策委員会が我々1年生議員に対し、質疑の意思の有無をわざわざ確認してくれるのですが、これがシステム化されているのは本分科会だけのようです)、多くの仲間の1年生議員が私同様、初陣を飾りました。

そんな衆議院予算委員会分科会ですが、この分科会のみが持つ、もう1つの稀有な特徴があります。

それは…

地元案件を正々堂々と質問できること…

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国会質疑では、それぞれの選挙区特有の個別事案を取り上げて質問することはNGという不文律があり、個別事案を取り上げられることは厳しく戒められております(実際、国会対策委員会の場で、我々1年生議員に対して高木国会対策委員長より言及がありました)。

でも、衆議院予算委員会分科会だけは例外扱いされており、高木国会対策委員長からも同じ場で「但し、予算委員会分科会だけは別。地元の個別案件を遠慮なく政府側にぶつけて下さい」とのお墨付きをいただいたほど!

となれば、地元案件をぶつけないわけにはいきません。

国土交通省に質疑する第8分科会では、持ち時間30分のうち、地方整備局の定数増や市町村の防災力強化(これらについては後日改めて…)といった私の強い関心事項に関する質疑を除いた約20分近くを、道路整備や橋梁の架替えといった地元の個別案件に割くこととしました。

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で…

それら全てについては、前日までに担当省庁と質問レクを通じてやり取りを行い、どんな答弁が返ってくるのか概ね予測が付くのですが…

今回、そんな予測を外れる質疑が1つあったのです!

もちろん、いい意味で!

三条市内を縦断する国道8号線は栄地域において、片側1車線区間が続いており、その4車線化は私たちの長年の悲願となっていたのですが、この4車線化に対する国土交通省の考えを伺ったところ、道路局長から「未事業化の区間3.2キロについても、4車線事業としての必要性を十分認識しているところ。早期に事業化できるよう、しっかりと検討する」との答弁が返ってきたではありませんか!

これは「やります」と宣言しているようなものです!

これまでの様々な働きかけを通じて、自分なりの手応えは十分に感じていたのですが、まさか国会答弁でここまでの表現方法で返していただけるとは…

国土交通省に足を向けて寝られませんな…

本当にありがとうございました!(この実際のやり取りはこちらの動画からご覧いただけます)

引き続き、この地に尽くしてまいります!

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あっ、そうそう。

そんな質疑のあった翌日には、今度は花角知事から、この国道8号栄拡幅(4車線化)について国土交通省に要望をしていただいたとのこと!

実にタイムリーなことであり、感謝感謝であります!