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私のYouTubeチャンネルでも触れているとおり、新潟県は果樹産地でもあります。

果樹はコメとは消費財としての立ち位置が全く異なることから、同じ「農業」として一括りに捉えることはあまりにも暴論ですし、結論から申し上げると、以前主張した「真の戸別所得補償制度の導入」は果樹農家には馴染みません。

他方で、政治行政の立場から充実強化していかなければならないものもあります。

その1つが農業共済制度の充実強化です。

写真は美味しそうに実った桃ですが、よく見ると、小さな凹みがついております。

これは今年3月の雹、霰が傷つけていった痕跡です。

それだけではなく、昨今の気候変動が悪戯をするのか、毎年のように霜による被害も生ずるようになりました(これを完全に防ぐには、かつての人気ドラマの1シーンにもあった、真夜中から火を焚き続けるという方法があるのですが、コストとの見合いがなかなか立ちません…)。

毎年3月にたった1,2度発生する気象現象で壊滅的に等しい被害が生ずるようになりました。

これを乗り切るためには、過度な負担を果樹農家に求めることのない形で、保険制度を充実強化させていかなければなりません。

そんな仕事ができるように頑張ってまいります!