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新潟県第4選挙区はバラエティに富んだ地域である!

市長退任後およそ8ヵ月にわたり、連日地域を回っているとこのことを実感せずにはいられません。

この実感を政策的に因数分解する形で、これから少しずつ申し述べていきたいと思います。

その手始めとして、財政支援的政策よりも規制緩和的政策が必要なのではないかという地域から…

規制緩和的政策が必要な地域の筆頭格はズバリ新潟市江南区であります。

ここ江南区は旧新潟市にも隣接しており、また道路、鉄道、空港、港湾にも恵まれている、住環境はもちろんのこと、企業立地にも適した地の利を得た地域です。

その証拠に、私が僅か8ヵ月江南区内を回っているだけでも、袋小路のような場所でさえ、空き家があっという間に解体され、新たな宅地造成がなされ、新居が建ち始める…そんな光景に幾度も出くわしました。

でも、この嬉しい悲鳴のような事象は裏を返せば、土地が逼迫しているということ…(広大な農地が広がっているのに関わらず…)

このような土地柄で求められる基本的政策の方向性は「土地の流動化を促す」、これに尽きます。

そのためには、農振法や農地法で縛られている農地とそれ以外、或いは都市計画法で縛られている都市計画の色付け、これらの間にある「垣根」を低くする制度改正、或いは運用の変更が必要となります。

つまりは規制緩和。

極論を申し上げれば、この地域は更なる規制緩和さえ実現すれば、目を瞑っていても「神の見えざる手」によって調和的に街が成長していくことは必至です(分かりやすい説明するための「極論」ですので、念のため…)。

そんな視点を軸に据えつつ、まちづくりを応援していきたいとと思っております(ちなみに、このことは農業(この地域でいえば水稲農家)を軽視している意味ではないので念のため。私の水稲農家に対する考えはこちらをご覧くださいませ。)。