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時折拙ブログにおいて、「政治行政」という言葉を使っておりますが、「政治」と「行政」とは重複する部分はかなりあるものの、その性格、本質は著しく異とするものです。

「政治」は「行政」よりもアナログ的だし、直感的だし、定性的なもの。

何よりも「空気感」を察することが重要だと三条市長就任以来痛感してきました。

もちろん「空気感」を察した上で、それを見える化、言語化、仮説化し、政治プロセスを経て、行政化するまでが「政治」、その具現者としての政治家の役割なのですが、いずれにしても「空気感」を察しないことには全ては始まりません…

では、どのようにして「空気感」を察するのか…

もちろん昨日の県央基幹病院の事柄のように、その「空気感」が相当程度論理化、言語化されて、察知することもたまにはありますが、その多くは、無関係な何気ない日常の会話、雑談、場合によっては人々の表情によってしか察することができません。

それは決してアンケート調査のような形では手に入れることができません(アンケート調査を作成する時点で、空気感を察するプロセスは通り越してしまっていれのですから…)。

そのために私たちは意識的に街に飛び出し、家々や会社を巡るのです。

その象徴的な事例として、ワクチン接種のことを書こうと思っていたのですが、日頃感じている雑感はそこそこ伝わったような気がするので、今日はこれにて…