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最近地域を回っていると、「ワクチン接種の予約ができた」「1回目のワクチン接種が終わった」という声があちらこちらから聞かれるようになりました。

その方々の多くが安堵感に包まれているというか、ようやく一条の灯を見出したようなホッとした表情をしていることが印象的です。

そんな中…

マスコミ報道も政治行政からの情報発信もここ数ヶ月間変化が見られず、現状に合っていないような気がしているため、敢えて書き綴ってみることとしました。

現時点で講ずべき対策は3つあると思っています。

このうち2つは「ワクチン接種の加速化」と「ワクチン未接種者に対する感染症予防策の徹底」です。

これらについてもいささか思うところがあるのですが、これら2つについては既にあらゆる政治行政主体が精一杯取り組んでいる中、政治行政上その他のいかなる立場も持ち合わせない人間がとやかく言うこと自体が生産的ではないため、書き控えることとしまして…

私が申し上げたいのは残る1点、今こそ政治行政は「ワクチン接種完了者がどこまで自由に日常生活や社会経済活動を行っていいのか」を情報発信すべきではないのか?既にその段階に来ているのではないか?ということです。

そもそもワクチン接種は日常生活や社会経済活動を自由に行うことのできる切り札であったはず。

そして、人によってはその待望の日が既に訪れているのです。

そうであれば、例えば自治会の活動も老人クラブの活動も、集落の年中行事もワクチン接種が完了していれば正々堂々としていいのだと政治行政主体は情報発信するべきです。

接種者と未接種者が混在することが未だリスクがあるのであればワクチン接種証明書を発行する体制を整えるべきです。

いつまでも飲食店の利用を手控え続けざるを得なかった空気感から、接種完了者に対しては、解放して、むしろ奨励するべきです。

「ワクチン接種が終わったら一緒に旅行するのを楽しみにしているんだ」と言っている高齢者をどれだけ見てきたことか…

医学的な見地から自由に行動することが合理的であるならば、ワクチン接種完了者に対する寄合や趣味活動、会食や旅行など各般にわたる解放スキームを講ずるべきです。

正直なところ、私が活動している地域の飲食店もホテル旅館も瀕死寸前の青息吐息です。

現在講じられている支援策についての論評は、ここでは敢えてあれこれ申し上げません。

でも、今ほど申し上げた最後の3つ目の対策(及び情報発信)を現時点で講ずれば、ワクチン接種完了者はハッピーに、苦境に陥っている飲食店や観光関連業の皆さんは息が継げるし、ワクチン接種を躊躇う方々への接種動機に繋がるし、全てにプラスに働くこと請け合いです。

三条市長を14年間経験してきた中で、それくらいの時局勘は持ち合わせているつもりなのですが、如何でしょうか?